ワラウクルミ

渡米前に知っておきたいアメリカの車での注意点や交通ルール!

a skater boy

アメリカに移住して色々驚くことがありましたが、その中でも車や交通に関することが一番多かったように思います。今回は、日本とはちょっと違うアメリカの車にまつわるお話や交通ルールについて書いていこうと思います。

ワシントン州では運転免許取得が簡単!

私の住んでいるワシントン州では、日本の運転免許証を持っていれば、いくらかの手数料を払うことで簡単にアメリカの運転免許を取得することができます。もちろん、ワシントン州内だけでなく、アメリカ全土で有効な免許証です。

これはワシントン州だけなのかどうかは定かではありませんが、珍しいことだということは言えますね。ちなみに私の場合、5年間有効の運転免許証でした。

もしワシントン州があなたの最初の居住地だったら、すぐにアメリカの運転免許証を取得しましょう!

車検制度がない

Fixing a car

 

日本のように2年ごとに車輌検査をしなくてはいけない、という義務アメリカではありません

「素晴らしい」と言いたいところですが、そのせいで日本ではまずあり得ないようなポンコツ車をよく見かけます。バックウィンドウガラスが割れたままだったり、パンパーそのものがないまま走行してたりと、見ているだけで「大丈夫?」と思ってしまうような車をよく見かけます。

車のメンテナンスも自分でする人が多いようですが、そのせいか車のトラブルを頻繁に見かけます。高速道路の路肩で、停車した車のエンジンから煙が……なんてのは日常茶飯事です(笑)

もちろん、日本でいう「ユーザー車検」のようなものも日本よりは割安でやっているので、渡米する方で車のことはちんぷんかんぷんという方は素直にディーラーなどにお願いしましょう。何事も「もちはもち屋」ですから。

加えて、毎年支払う自動車税は、州によって違うのですが、だいたい1万円以下です。どうやら日本の自動車税は、ぼった○りのようですねf^_^;)

貴重品は車の中に置かない

carjacker

 

はっきり言っておきます。日本は平和です!むしろ平和すぎるくらいです。

アメリカ以外のほとんどの国がそうだと思いますが、貴重品は車の見えるところに置かないようにして下さい。窓ガラスを壊されて、持って行かれてしまう危険性があるからです。別に貴重品じゃないカバンなども、外からは見えないところに隠して下さい。そのせいで、車が壊されても被害を受けるのは自分だけですから。

日本での平和ボケは、日本を出た瞬間に捨てましょう。

野生動物が道路上に頻繁に出没

日本でも地域によってはそうですが、アメリカではどこでも色々な種類の動物たちが出没します。ウサギやスカンク、オポッサムなどの小型動物はまだいいとして、シカやヘラジカ、牛などになってくると、衝突後にフロントガラスを突き破って人間の方が死んでしまう危険性もあります。

cows on the roadphoto by Stephanie Kroos

動物注意の標識などもあるので、その周辺を走行する場合は慎重に運転しましょう。

deer sign

 

クルーズコントロールを上手く使いこなそう

ご存じの通りアメリカはとてつもなく広いです。なので、ちょっとそこまでのドライブが3時間、4時間なんてのはよくあることです。

高速道路の制限速度は70miles(約113km)なのですが、最初はこのスピードに慣れるのに苦労しましたf^_^;)未だに、モンスターのような大きなピックアップトラックが追い越すたびに冷や汗をかいています(笑)こんな場所で軽自動車なんて運転できません!事故してしまったら……結果は、みなさんにもわかりますよね。

とにかく、その長距離運転に大活躍するのが「クルーズコントロール」です。アクセルペダルを離しても自動で設定したスピードを保ってくれるので、運転がとても楽になる優れた機能です。たいていのアメリカの車には装備されている機能です。

ただ、いつでもどこでもクルーズコントロールが使えるわけではありません。車の数や歩行者の多い都心部や、雨、狂風、雪などの悪天候時は使用を避けましょう!

知っておきたいアメリカの交通ルール

赤信号でも右折が可能

アメリカでは、基本的に信号が赤でも右折することが出来ます。もちろん、ちゃんと一時停止してからです。長年、日本で運転してきた私にとっては、赤信号で交差点に進入するのは未だに緊張します。

ここで注意点なのですが、『NO TURN ON RED』という標識がある交差点では、赤信号での右折は禁止になっているので気をつけましょう!

NO TURN ON RED

 

ALL WAY STOPでは焦らずに!

信号のない交差点では『ALL WAY STOP / 4 WAY STOP』という標識があります。これは、すべての車はこの交差点では一時停止し、交差点に進入した順番で通行します。ただし、右側が優先です。

こういう交差点では、焦らないのが一番です。自分より先に交差点で停止した車が通行するのを待ちましょう!

ALL WAY STOP

 

Carpoolという優先レーン

主に都会のフリーウェイにあるのが「Carpool / HOV[High Occupancy Vehicle]Lane」です。

運転手を含めて2人以上が乗車している車が優先的に走行できるレーンです。

アメリカは、本当に車社会で、1人1台ずつ車を持っているのは普通のことです。どこへ行くにも車で移動します。なので、都会では渋滞が起こりやすく、それを緩和するためにこういったレーンが設けられているというわけです。それほど、1人で車を運転している人が多いということですねf^_^;)

標識にもあるように、道路にもこの菱形のマーク(◇)が記されていますよ。

carpool signphoto credit: Lady Madonna Carpools only via photopin (license)

YIELDの標識は「ゆずりなさい」の意味

フリーウェイに合流するときによく見かける「YIELD」の標識は、「ゆずりなさい」という意味です。他にも住宅街でもよく目にします。ちなみに「YIELD TO PEDS」という標識は「歩行者にゆずりなさい」という意味です!

日本でもそうですが、標識は重要な意味を持っているので、日頃から標識を見るくせをつけましょう。

yield signphoto by Igiss

速度違反には本当に厳しい

アメリカでは、速度違反が本当に厳しいです。速度制限の5milesオーバーで、かなり危ういです。10milesオーバーはアウトですね(笑) 日本の感覚で速度制限を気にせず運転していたら痛い目に遭います。速度制限の標識は……というよりすべての標識を注意深く見るようにしましょう。

speed limit sign

 

ラウンドアバウトは反時計回り

ラウンドアバウト、いわゆる環状交差点は、国によって色々違います。アメリカの場合は、反時計回りです。左から来る車に注意しながら走行しましょう!
(↓英語ですがこれを見ればアメリカのラウンドアバウトが完璧に分かります!)

スクールバスが交通の絶対王者

タイトル通り、アメリカではスクールバスが交通の絶対王者です!意味分からないことを言っているようですが、本当なんです(笑)説明しましょう。

スクールバスが停車した瞬間、後続車も、対向車もすべての車が停車しないといけません!理由は、子供たちが乗り降りするからです。素晴らしいルールですよね!

school bus

 

加えて、ワシントン州の学校周辺道路では、20milesと書かれたサインの上に黄色のランプがついていて、それが点滅しているときはそのスピードで走行しなければなりません。だいたい、生徒たちの登下校時にこのランプが点滅しているので注意しなければなりません。

さらに、ランプが点滅していなくても、その標識がある周辺で子供たちが歩いていてもその制限速度に従わなければいけません。アメリカでは、子供たちに配慮した道路交通法がしっかり整備されていますね。

photo by haymarketrebel

シートベルト、チャイルド・シート着用が厳しい

シートベルトは全席の着用が義務づけられています。

さらに、ワシントン州では8歳までで、身長が約1m45cm以下の子供は、身長に合ったチャイルド・シート使用しなければいけません。

罰金刑も州によって違いますが、100〜200ドルあるので注意が必要です。

Child safety seat

 

道路整備作業員や警察官に注意

アメリカでも日本と一緒で、道路整備を至るところで行っています。その作業員には十分に注意しなくてはならないようです。もし、車で轢いてしまったら、刑務所行きもあり得るので、作業員のそばを通過するときは、十分に気をつけて走行しましょう。

construction worker

 

警察官や救急隊員も同様です。

おそらくほとんどの州でそうだとは思いますが、路肩に車輛が停まっているときは、隣レーンに車線変更して、停車車輛を大きく避けましょう。そういう標識があるエリアでは、義務となっているので注意が必要です。

救急車輛が後ろから来たら、路肩に寄せて停止が基本です。

警察車輛や救急車両のライトは遠くからでもとても目立つので、見つけたら確認しながら的確に車を移動させましょう。

 クラクションやハザードランプは緊急事態のサイン

クラクションやハザードランプは、緊急事態のサインです。前の車が走行中にハザードランプをつけたら、前方で急な渋滞や事故車輛があることを意味するので、緩やかに減速しましょう。

日本人はよく挨拶代わりにクラクションやハザードランプ、ハイビームをよく使いますが、実際には日本でもこれは間違った使い方ですね。特にクラクションやハイビームをアメリカで挨拶代わりの使ってしまうと、相手を怒らせる可能性もあるので気をつけましょう。

当然のことですが、車の運転での相手とのトラブルは出来るだけ避けましょう。英語では「Road rage(ロード・レイジ)」と呼ばれており、アメリカでは銃を持っている人もいるので大きな事件に発展しかねません。自分が悪ければ素直に謝るか、分からなければ警察を呼びましょう。冷静さが重要です。

road ragephoto by methodshop .com

その他の違いや、移住してすぐにしがちなミス

他には、日本とは違って駐車するときは前進駐車が一般的なことや、ドラッグストアや銀行などでもドライブスルーがあるのはちょっとした違いですね。

アメリカでの運転に関して「左側通行から右側通行に変わったぐらい何てことないさ」と思っているそこのあなた!その考えは見直す必要がありますよ!!

習慣とは怖ろしいものです。運転席から、走行方向、ワイパーとウィンカーの位置がすべて逆になっているにもかかわらず、昔のままの反応をしてしまいます。

ワイパーとウィンカーを間違えて作動させたり、逆走しようとしたり、駐車場内でも左側通行しようし、さらにそこからUターンするときは右回りで回ってしまったり。

本当に慣れるのに時間がかかりました(-_-;)

みなさんも、アメリカで運転するときは侮ることなく気を引き締めて運転しましょう!

                              

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