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アメリカには児童誘拐警報システム「アンバーアラート」がある!

A little girl

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、アメリカは「誘拐大国」として有名です。18歳未満の子供の誘拐・行方不明人数は、年間で約80万人にも上ると言われています。1日に約2100人40秒間に1人の子供が、誘拐または行方不明になっています。

日本では、考えられない数字ですね(-_-;)

しかし、アメリカはその対策として『アンバーアラート』という児童誘拐警報システムを導入しています。

今回は、アンバーアラートについてわかりやすくご紹介します。

アンバーアラートとは

アンバーアラートは、主にアメリカやカナダで運用されている「児童誘拐・行方不明事件の緊急事態警報」です。

知らない方のために、まずはこちらをご覧下さい。

携帯電話では、このような警報音と共に、目撃者から得た情報が画面のポップアップに記載されます。地域によって順番は変わりますが、内容は「事件発生現場の住所」「誘拐犯の車のナンバープレート情報」「その車の製造場所・年・車種」などが記載されています。

これは、事件の発生した当該地域、または周辺地域に一斉送信されます。

この緊急速報は、全米97%の携帯電話へ対応しているだけでなく、テレビラジオ、フリーウェイの電光掲示板や、グーグルなどのウェブブラウザ上でも通報されます。

特にテレビやラジオなどのマスメディアでは、アンバーアラートが発令されると、通常の番組を中断し、緊急のアンバーアラート放送を行うなど、強力な対応が取られています。

これは、竜巻や雷雨などの自然災害警報と同レベルの対応となっています。

では、なぜそれほどまでに急いで伝達する必要があるのでしょうか?もちろん理由があります。

アメリカ警察当局の調査によると、誘拐された児童の75%3時間以内に殺されてしまうという統計があるからです。一刻も早い事件解決が、被害者の人命を救う確率を高めるので、このような素晴らしいシステムが出来たのですね。

アンバーアラートの名前の由来となった事件

1996年1月13日、テキサス州アーリントン。祖父母の家に来ていたアンバー・ハガーマン(9歳)は、家の近くで自転車に乗って遊んでいました。

photo by CNN

そこに、真新しい黒塗りのピックアップ・トラックを運転してきた白人の男が、アンバーを自転車から引きはがすようにさらっていってしまいます。近所に住むジミー・ケヴィル(78歳)は、その様子をちょうど目撃し、すぐさま911に通報しました。

警察は、即日、1万5000ドルの懸賞金をつけ、素早い事件解決を目指しました。

しかし、4日後の17日遅く、誘拐現場から8マイル離れた住宅街のアパートの排水溝で、裸になったアンバーの死体を、犬を散歩させていた男性が発見しました。

彼女は、体中に性的暴力を受けた痕があり、首には致命傷となる切創がありました。

犯人は、未だに捕まっていません。。。。。

突然の出来事、そして、あまりにもむごたらしい扱いをされて亡くなってしまったアンバーに、家族だけではなく、アメリカ全土が悲しみの淵に沈み込みました。

A little girl

 

この事件以降、児童誘拐事件の発生を地域住民に速やかに知らせるためのシステムを求める声が高まりました。そして、政府はアンバーアラートシステム計画に着工します。

計画当初は、竜巻や雷雨などの発生を知らせるための緊急放送と同じ方法を使って、地元警察が主要ラジオ局にファックスを送信し、それを受け取った各ラジオ局がラジオ放送するというものでした。

しかし、情報を伝達する過程でどうしてもヒューマンエラーが生じてしまったり、児童誘拐事件に最も重要な「即応性」が不十分でした。

その後、2002年には、National Center for missing and Exploited Children(NCMEC)という機関が設立され、現在のような大規模自然災害と同等の緊急度で放送されるようになりました。

米国では、各州の自治体によってアンバーアラートの運用・規則が異なっていますが、米国法務省が定めるアンバーアラートのガイドラインは以下のようになっています。

 

  • 法執行機関(警察など)が誘拐発生の事実を確認しなければならない
  • 誘拐された児童が身体や生命の危険にさらされている事が明らかでなければならない
  • 誘拐された児童および誘拐犯に関する明確な情報が無ければならない
  • 誘拐された児童は17歳以下でなければならない

多くの法執行機関は2番目のガイドラインを採用していない。

文章引用:Wikipedia

ちなみに、もう一つの名前の由来は『America’s Missing: Broadcasting Emergency Response』の頭文字をとって「AMBER」としたというのもあるようですね。

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成果はあるものの……

A little girl

 

アンバーアラートは、児童誘拐事件の解決に一定の成果を上げているものの、まだまだアメリカでは誘拐事件や行方不明者は絶えないようです。

米国では、離婚率が高く、親同士やその他の血縁者による子供の奪い合いによって年間約20万人もの子供が行方不明になっているといいます。最初に話した年間80万人のうちの約4分の1がこれに当たるわけですね。

あとは「家出」というのも、この総数の4分の1にあたるようです。

これらの多く子供たちは、もとの場所へ帰ることができるでしょう。

ですが、あとの40万人よく分からない理由で行方不明になってしまっているのです。

第三者に誘拐されてしまった場合は、売春業者性的変質者などに売り渡されてしまうことも多く、チャイルドポルノ臓器売買の餌食になってしまうといわれています。

この数字を見る限り、やはり日本は平和なんだなと思い知らされますねf^_^;)

A little girl

 

アメリカには、子供を一人にしてはいけない法律がある

このことに関しても州によって法律が違うのですが、14歳くらいまでの子供は、家に1人で留守番させてはいけません!!児童虐待の罪で逮捕されてしまいます。(州によっては、8歳だったり12歳だったり、そもそもその法律を導入していない州もあります。渡米するのであれば確認必須ですよ。)

さらに、そのくらいの年齢の子供を車に1人にさせておくのも犯罪です。ちょっと買い物に行くからと、1分でも1人にさせて警察に見つかれば、その場で現行犯逮捕となります。

handcuffs

 

最悪の場合は、子供と会えなくなる可能性もあるようです。

なので、アメリカではよくベビーシッターを利用するようです。アメリカの高校生は、よくベビーシッターのアルバイトをするみたいで、いいお小遣い稼ぎになるそうですよ!私のアメリカ人妻も高校生の時にしたことがあるそうです(´д`)

もしあなたもアメリカに移住するのであれば、日本に住んでいたときよりもより注意深く子供を育てていく必要がありますね!

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