ドイツ人木工彫刻家のヨルゲン・リングル・レベテズさん。彼は、木を彫刻するのになんと「チェーンソー」を使うというのです!
どんなに軽量なモデルのチェーンソーでもかなりの重さがあるはず。それをどう使ったら、こんなにも繊細な作品群を作ることが出来るの?
ヨルゲンさんの美しい木工動物彫刻を、できれば家に1つ欲しい!!
thumbnail photo by Jürgen Lingl-Rebetez Artist
若い頃は、絵画で腕を磨いた
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1971年、ヨルゲン・リングル・レベテズさん(Jürgen Lingl-Rebetez)は、ドイツ・バイエルン州バート・テルツに生まれました。
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彼は幼い頃から芸術に興味を示し、動物や人、建物、風景などさまざまなものを絵に描いていたそうです。
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20歳には、初めての展覧会をバイエルン州ダッハウで行いました。展覧会では、様々な技術を用いた裸像を展示し、好評を得ました。
木工彫刻家への転向
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その後、ヨルゲンさんは、木工彫刻家であるハンズ・ヨアキム・スィートフューダムさん(Hans-Joachim Seitfudem)に弟子入りし、木工彫刻を学び始めます。
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そして、ハンズさんの所から卒業するために制作した木工彫刻作品が、ミュンヘンの展覧会で1位となり、バイエルン州全体で2位を獲得したのです!
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その後、スイスに移住したヨルゲンさんは、木工彫刻家として独立し、その頃からチェーンソーで木工彫刻をし始めました。
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チェーンソーを使うことで、古典的な技術を取っ払い、自由な創造を可能にしたのです。もちろん細かな部分は、『のみ』を使っているようです。
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天使などの宗教的な主題や、聖人像、裸像、そして動物の彫刻を制作し始めました。
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フランスで作品を生み出し続けている
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1999年からは、フランスへ移住し、現在も精力的に活動し続けています。
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彼の作品は、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、ロシア、オーストラリア、シンガポール、香港で見ることが出来るそうです。
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もしあなたが芸術に関心があり、自宅の倉庫にチェーンソーがあるのであれば、1つチェーンソー彫刻を作ってみてはいかがでしょうか?・・・・・・くれぐれも怪我をしないようにf^_^;)