アメリカのある犬のブリーダーは、育てていたオスのポメラニアン犬が生後5ヶ月だったにもかかわらず、動物保護施設へそのポメラニアン犬を預けてしまったのです。
理由は、『売るには大きすぎた』から。
たったそれだけの理由で施設に行くことになってしまったそのポメラニアン犬でしたが、ある女性の目にとまり、すぐに彼女のもとへ。
まるでパディントンのような可愛さ!彼を手放したブリーダーは、きっと今頃後悔しているはずだ!
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見棄てられたポメラニアン犬に一目惚れ
アメリカ・ニューヨークでアーティストをしているキャシー・グレイソンさん(Kathy Grayson )は、ペット里親サイト「petfinder」で生後5ヶ月のポメラニアン犬「バートラム(Bertram)」に目がとまり、一目惚れ。
すぐさま彼を引き取ることに決めました!
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「彼の瞳に私は惹かれたのよ!」と語るキャシーさん。
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飛行機で5時間かけて犬を引き取りに
しかし、バートラムがいた施設は、ニューヨークから飛行機で約5時間西へ行ったところのオクラホマ州タルサにありました。
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キャシーさんは、なんとバートラムを引き取るためにわざわざ飛行機に乗って行ったのです!
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きっと「大きくなりすぎて売れない」というとんでもない理由で施設に預けられたバートラムの悲しい生い立ちが、キャシーさんの心を動かしたのでしょうね。
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キャシーさんが施設へ行ってみると、その中の雰囲気はとても悲しく、そんな場所にいるバートラムを一刻も早く連れ出したいと彼女は思ったそうです。
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インスタグラムで瞬く間に人気者に
バートラムに素晴らしさに特別なものを感じたキャシーさんは、バートラムのためのインスタグラムを開始!
すると瞬く間にフォロワーが増え、今では12万8,000人以上もの人々がバートラムのカワイイ写真をチェックしています◎
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キャシーさんは、ニューヨークで自身のアートギャラリーを持っており、バートラムはそのギャラリーのホールで「芸術鑑定士」として活躍中とのこと!
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「私は、みんながバートラムに会いにギャラリーに来てくれたり、自分たちの犬を合わせに来てくれたりするのが大好きよ。
ギャラリーは無料一般公開されているから、ぜひバートラムを可愛がりに来てね!」と話すキャシーさん。
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キャシーさんのギャラリー情報とまとめ
ちなみに、キャシーさんのギャラリー情報はこちらです。↓
Instagram / Website
かなり面白いアート作品があり、これらすべてが無料で鑑賞できるらしいので、ニューヨークにご旅行予定の方は、プランの1つに加えてみてはいかが?
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「大きすぎるから売れない」というブリーダーの考え方自体が、私にはまったく理解できません。
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大きかろうが小さかろうが1つの命だという基本的なことを、動物を育てているブリーダー自身が理解していないということに驚くばかりです。
そういった様々なとんでもない理由で見棄てられた動物たちを、キャシーさんのような方がこうやって情報発信することで、より多くの人がペットに対して責任や愛情をもっと持ってくれるといいなと思います。