いじめは本当に下劣な行為だ。いじめられた方がどれほど傷つくのか、いじめる方は何にも考えていない。
あるアメリカ人少年もいじめを受けていたのですが、転校先でクラスメイトたちから思いもよらぬサプライズプレゼントをもらい、温かく迎えられている(*´艸`)
今回は彼の話と、私自身のいじめられた体験についても話していこうと思います。
人間、そんなに捨てたもんじゃない。
いじめとさよならしたアズィくん
photo by Inside Edition
15歳のアズィ・ロビンソンくん(Azzy Robinson)は、数年前にひどいいじめを受けていました。彼はそのことで心に大きなダメージを負ってしまいます。
自分の部屋に引きこもりがちになり、昼間でもベッドで眠るようになってしまったのです。
「いじめによって自分が無価値だと思うようになり、誰に対しても何の意味のない存在なんだと思うようになりました」
と、アズィくんは、Inside Editionの記者に語っています。
そんな状況を変えるため、両親とアズィくんは相談してテネシー州のLavergne High Schoolに転校することにしたのです。
新しい高校のクラスメイトたちは、まもなくアズィくんが前の学校でいじめにあっていたことに気がつきます。
そこで彼らは、アズィくんを元気づけるためにあるサプライズをしてあげたのです!
それは・・・・・・アズィくんのためにナイキのシューズや服をプレゼントしたというのだ!!
クラスメイトからの言葉や、みんながお金を出しあって買ってくれたプレゼントを見て、彼は思わず泣き出してしまいます(ToT)↓
私もいじめられた経験がある
実は私自身、中学生の頃に1年間ほどいじめにあったことがあります。暴力的なものはなかったものの、周りの友達は誰も口を聞いてくれず、孤独な日々を過ごしていました。
その時はやっぱりアズィくんと同じように「自分は無価値な人間なんだ」と思うようにもなりました。しかし、自分で自分の命を絶つ何てことは考えませんでした。
ただただ悔しかったのです。
私の頭の中では「なぜなんだ?どうしてなんだ?」という言葉がぐるぐると回り続けていました。
そしてある日、グラウンドを歩いているときに、私はいじめの主犯格の一人になぜ私をいじめるのか?なぜ無視するのかについて直接聞いてみたのです。
彼はかなり驚いているようでした。おそらく私がそんな勇気を持っているとは思ってもみなかったのでしょう。
私は何度もどうしてこんなことをするのか?と彼を問い詰め続けました。
すると、彼は戸惑った表情を浮かべたまま、「知らんわ」と一言言ってそのまま歩き去って行ったのです。
あなたは無価値ではない
それ以降、不思議なことに徐々にまた話してくれる人が増えていきました。
私の勇気は何らかの壁を打ち砕いたようです。
私の場合、幸運にもその見えない壁を打ち砕くことに成功しましたが、いじめにあっている人の中にはその行動でまたさらにいじめがひどくなってしまう人もいるでしょう。
本当にいじめは最低な行為です。犯罪行為と言っても過言ではありません。
今では、いじめていたクラスメイトとも仲がいいですが、あのときは本当にツラかった。
もし、これを読んでいる人で今現在もいじめられている人がいるのであれば、決して自分の命を自ら絶たないようにアドバイスをしたい。
あなたは無価値ではなくかけがえのない唯一の存在だし、外の世界にはもっと素晴らしい人がいる。
だから、今はツラいだろうけど、決して自分を、未来を諦めないで欲しい。そう、素晴らしいあなたに伝えたい。