ワラウクルミ

「Chandelier(シャンデリア)」Sia(シーア)からの個人的な小話

シャンデリア

Sia(シーア)の「Chandelier(シャンデリア)」という曲は、みなさんご存じでしょうか?美しいハイトーンを持つシーアの歌声が私は大好きです。そして、この『シャンデリア」という曲は多くのことを聴く人に考えさせる素晴らしい曲だと私は思っています。

この曲を聴き込んでいくうちに、自分の中で一つの小さな話が思い浮かんだので今回、それをまとめてみました。

※これ以降の文章はこちらの曲の本来の歌詞そのものではなく、私が個人的にこの曲をもとに創作した小話です。性的な表現も弱冠あります。あらかじめご了承下さい。

「シャンデリア」シーア

 

シャンデリアからの小話

いつからこんな風になったのか分からない。気がつけばいつも知らない部屋の知らないベッドの上にいる。そして今日も、隣には名前も知らない裸の男。口をぽかんと開けて小さないびきをかいている。男の汗の匂いで息が苦しい。

少し嫌な気分になったのでベッドをでる。大きく垂れ下がったカーテンのそばまで行き、ゆっくり引き開ける。まだ夜は明けていない。どうやらホテルの高層階に私はいるらしい。街は煌々と色とりどりの灯りでうめつくされている。

その美しい耀きが私の汚れを照らしているような気がして私はカーテンをすぐに閉めた。バスルームへ行き、シャワーのコックを開け冷たい水の雨を浴びる。そのまま凍えて固まり、動かなくなってしまえばいいと思いながら。瞳から落ちる雫は誰にも気づかれずに、シャワーの雨と混ざり排水溝へ流れていった。

冷えた体でシャワーを出る。相変わらずベッドの男はいびきをかきつづけ、大の字になって寝ている。彼を見てももう愛は感じない。嫌悪感が増すだけだ。そして、それはいつものこと。でも、私には愛が必要だ。

 

濡れた髪のまま服を着て部屋を出る。ホテルの廊下はとても清潔な匂いがし、自分がどれほど澱んだ空気の中にいたのかが分かった。リセット。速い歩調であの部屋から遠ざかる。出来るだけ速く。

ロビーに着くと受付の男がおはようございます、と声をかけてきた。私も挨拶を仕返す。男の笑顔とは裏腹に、目は軽蔑の色をにじませていた。私は恥ずかしくなってそのまま早歩きでホテルを出た。

 

次に目を開けたときは自分の部屋とベッドだった。安心すると同時に少し寂しかった。いけない。もう人の温もりが欲しくなっている。とにかく新しい1日をちゃんと始めなくては。

ベッドから飛び出し、コーヒーを淹れ、パンを焼く。私は朝食が好きだ。たいていはコーヒーとパン。いつも葡萄やバナナを買って朝食に食べようとするのだが、気がつけばバナナは黒くなり、葡萄はしおれてしまっている。コーヒーとパンならダメにならない。
朝食を終え、朝のニュースが見終わると、部屋を掃除し始める。リセット。世界をたてなおさなくては。

 

身支度をして街へと出かける。欲しいものは特に何もないが、人の群れが気持ちいい。歩き疲れたので公園で一休みしているときに、電話が鳴った。見覚えのない番号。電話に出てみて、前にあったことのある男だった。昨日みたいな男とは違う男。もっといい男だった、という記憶が頭の中で大きくなるが、それが本当かどうかはわからない。男は今夜の予定を私に聞いてきた。私は少しじらしてみるが、私の声の調子は行きたい気持ちを押さえ切れていない。もちろん私は、行くわ、と言い電話を切る。

 

男に言われたホテルに到着し、そのまま彼の部屋へ行き、ドアベルを鳴らす。ドアを開けた彼を見た瞬間、私はもうそれだけで愛を感じることが出来た。
彼は私を部屋へ引き入れてからすぐに「アレをしてくれ」と言って、ズボンのチャックを下ろし始める。私は、もう愛で満たされているのですぐにその要望にこたえることが出来た。何度も彼が放つものを私は必死に飲み込んだ。1,2,3、、、1,2,3、、、1,2,3。。。同じことを繰り返すのは私は得意よ。

chandelier

 

私はベッドに仰向けになり、彼を受け入れる。部屋はやけに広く、天井からはシャンデリアがぶら下がっている。様々な形のクリスタルがちりばめられたその大きなシャンデリアは、光を乱反射させて美しく煌めいていた。ああ、私もあんな風に輝けたらな。男は必死に私に入ったり出たりしている。少しずつ私はこの男に興味を失い始めている。

事が終わった後で、いつの間にか寝てしまっていた。今日の男はいびきをかいていない。またよく知らない男と知らない部屋とベッド。デジャブのような光景を今日も見ている。いつになったら私は気づくのだろう。でも、今日は美しいシャンデリアがある。それは今日の一番いいこと。そばにいる男への愛はもうとっくに失っていた。

このシャンデリアからぶら下がって、自分の汚れたすべてをリセットするという考えがふと、頭の中に浮かんだ。光に満ちたシャンデリアで、私は自分の過ちのすべてを消し去ることが出来るかもしれない。私は知らない男の隣で、そのことを一晩中考えた。燦然と輝く綺麗なシャンデリアと共に。

意見が分かれる曲の解釈

この曲は色々な解釈をとられているので、何がシーアSia Kate Isobelle Furler、1975年12月18日)のいいたかったことなのかが謎に包まれているのですが、私はこの小話のように薄暗いシナリオの方を感じ取っています。

この曲の冒頭で「party girl」とあるのですが、辞書で調べたところ「パーティー好きな女性」と「売春婦」の二つが該当するように思いました。「パーティー好きな女性」であれば、朝から晩までパーティーに明け暮れ、男と一夜の関係もしくは都合のいい女という自分自身を繰り返し、お酒の力を借りながら多くの男との温もりで心の隙間を埋めていく。そこでのシャンデリアは「バカ騒ぎしてぶら下がるためのもの」という解釈になるように思われます。

しかしながら、本当の意味はシーアのみが知っているので、いつか彼女がそのことについてコメントしてくれるといいなと思います。

「シャンデリア」シーア

そして、最初に貼っていたプロモーションビデオがまたすごいですよね。ダンサーの女の子マディー・ジーグラーMadison Nicole Ziegler、2002年9月30日)は当時12歳。2歳の頃からダンスを始めており、本人はコンテンポラリーダンスとタップダンスが得意と言ってはいるのですが、彼女のダンスを見てると他のダンスもかなりハイレベルなように感じます。

ダンスの知識がほとんどない私が見ても、彼女の大人顔負けの表現力と動きには鳥肌が立つほどの感動を覚えます。彼女の夢はブロードウェイのステージに立つことだそうで、きっと彼女ならそれを実現させることでしょう。では最後に彼女の違うダンスを。

現在は15歳になり、ダンスにもさらに磨きがかかっていますね。

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