みなさんはどれほどの寒い気温を体感したことがあるだろうか?北海道の最北に位置する稚内市でも最低気温の平均は零下10度。
しかし、今、アメリカのイリノイ州シカゴに到来している寒波は、なんと零下46度だというのだ。
それはただ寒いだけでなく、同時に人間にとって非常に危険な気温を意味することになる。
10分で凍傷になるほどの気温
今、アメリカ・イリノイ州シカゴに到来している大寒波は、北極上空の急激な温度上昇がもたらす大規模な気流の渦「極渦(きょくうず・きょくか)」が原因と見られている。
その寒さは、もしかした南極よりも寒いかもしれないというのだ。
ちなみにどれだけの寒さかというと、外にいれば10分で凍傷になり、屋外での深呼吸や会話は生命の危険を及ぼすほどの寒さだというのだ。
その温度、零下46度・・・・・・なんて寒さだ。人が生きることができない外気温なんて、なんだか笑えなくも無い。
私はこれまでそんな極寒の気温は体感したことが無い。まつ毛や鼻水が凍るなら想像できるが、たったの10分で凍傷するおそれがある外気温なんてまったく理解の範疇を超える。
同じアメリカでも私の住むワシントン州はさほどでもない。せいぜい氷点下10くらいが最低気温だ。
日本のみなさんはどうでしょう?豪雪地帯に住む人は、くれぐれも雪下ろし作業には細心の注意を払って欲しい。