怪我をし、病院で麻酔をかけられた2頭の犬。
先に目を覚ましたジャーマン・シェパード犬が、友達の犬がまったく動かない姿を見て彼が死んだと思い込み、友達のそばで泣き続ける。
その嘆き悲しむ犬の姿は、人間の反応とほとんど変わらない。
友達が死んだと思ってそばで泣き続ける犬
場所は、ブラジル、リオグランデ・ド・スル州のカマクアン。
2頭の犬を飼っている飼い主。朝起きて犬たちの様子を見てみると、2頭の口の中は何かのトゲでいっぱいに。どうやら犬たちはヤマアラシを攻撃して、その返り討ちに遭ったようだ。
しかし、その日はクリスマス。
ほとんどの動物病院は休みだ。どうすればいいか、とても焦ったに違いない。
それでも、幸運なことに一軒の動物病院が開いており、飼い主は2頭の犬たちを病院へ連れていき、麻酔をかけてヤマアラシのトゲを抜いてもらった。
その後、麻酔で寝込んだ2頭の犬。
先に目を覚ましたのはジャーマン・シェパードのステント。
彼が友達の犬を見ると、なぜか横たわった姿のままピクリとも動かない。犬は麻酔で眠り込んでいるだけなのだが、ステントにはそのことが分からない。
そしてステントは、大切な友達が死んでしまったと思い込み、友達の身体に身を寄せて泣き続けるのだ。↓
本当に泣いているみたいだね。
犬がどれほど感情を持った動物かということがよく分かるよな。
私は、こんなに悲しそうな声で犬が鳴くことができるなんて知らなかった(ToT)
あまりの悲しみに這いつくばることしかできない犬の様子は、どこか胸を打たれるものがある。
もしかすると、大切な存在を失った時の反応はどんな動物にもあるのかもしれない。そう思わされる動画だった◎