これまで二次元のキャラクターを見たり、操作したりすることはできましたが、実際に会話したりすることは、当然出来ませんでした。
しかし、Gatebox社は新時代幕開けとも言える新感覚の3Dバーチャルホームロボット「Gatebox」を遂に発売!
別名「俺の嫁召喚装置」とも呼ばれるこのGatebox。果たして一人暮らしで寂しい生活を余儀なくされている男性たちの救世主となるのか?
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会話や家電コントロールもしてくれる!
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Gatebox、通称「俺の嫁召喚装置」は、円筒形の装置内部に身長約15cmの3Dキャラクターを投影し、コミュニケーションが楽しめるというマシンです。
メインとなるキャラクターの名前は「逢妻ヒカリ」20歳。
とにかく、「ねぇ、ヒカリ」とGateboxに呼びかけるだけでヒカリがマスター(ユーザー)の話し相手になってくれるというのです!
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ちなみに新型機(GTBX-100)は、マシン上部にマイクを2台搭載し、一昨年発売された従来モデルよりも遠い約3メートル先からでもキャラに話し掛けられるようになりました。
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Gateboxの大きさは、ご覧のように浮遊感のあるコンパクトなデザインとなっています。
Gateboxには、無線LAN、Bluetooth(R)、赤外線、内蔵カメラ、人感センサーなどが内蔵されており、マスターの顔や動きを認識し、それによってキャラクターが日常生活に色々な影響を与えてくれます。
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例えば、Wi-Fiや赤外線で家電製品とつなぎ、照明やテレビ・エアコンなどの家電をコントロールしたり、インターネット経由で天気やニュースなどの情報を通知したりしてくれます!
LINEでのチャットや目覚ましも可能
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逢妻ヒカリとはLINEで友達になることで、チャットのやりとりも可能。仕事から帰るときに帰ることをチャットにかき込んでおけば、ヒカリが事前に部屋の電気をつけてくれるみたいです◎
顔認証機能もついているので、帰ってGateboxと向き合うだけでヒカリがマスターに「おかえりなさい」と言ってくれます。
さらに、Gateboxに起こして欲しい時間を設定しておけば、その時間にヒカリがマスターを優しく起こしてくれるという優れもの!
加えて2018年12月頃のアップデートでは、記念日などの設定が加わることで、特別な日をヒカリと祝うことができ、ヒカリからのメッセージも届くようになると言うことです。
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Gatebox購入後も随時アップデートを配信しているので、購入者を飽きさせない工夫も抜かりありません◎
Gateboxの詳しい動画とまとめ
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2016年12月14日に発売したGateboxの従来モデルは、300台の限定販売で、価格は29万8,000円(税別)だったにもかかわらず、わずか1ヶ月で完売!
そして、この度、Gatebox新型機の量産モデルがなんと半額の15万円(税別)で再登場したというわけです。
ちなみに、Gateboxの本体価格とは別に、逢妻ヒカリの共同生活費として月額1,500円(税抜)がかかるようなので注意が必要です。
おそらく今後、違うキャラクターがどんどん配信されることが予想され、それぞれ違った共同生活費を支払っていくという設定になりそうですね。
個人的には、出来るだけ早く女性のための男性バージョンのGateboxも作るべきだと思いますね。フェミニストの方々から手痛い批評を受ける前にf^_^;)
個人的には、出来るだけこういう物に頼りたくない方の人間ですが、ある種の人にとっては、それが例え二次元で架空の存在だとしても、こういったデバイスがあることによって、日々の生活に彩りを与えられるのは確かなようです。
もし、それによって人々の無味乾燥な現実世界が少しでも色鮮やかになるのであれば、こういった機械にも価値があるのではないかと思います。
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しかしながら、やはり現実世界からの逃避をしすぎないために、適度な利用量が求められることは確かですね。あくまでも実際的なコミュニケーションが苦手、あるいは何らかの弊害を持つ人々の練習ツールのようなものであって欲しいなと思います。
これを言っては本末転倒かもしれませんが、人は人とコミュニケーションをしてこそ「コミュニケーション」ですから。
Gateboxがいい意味で、コミュニケーションの橋渡しとなることを期待しています!