今日のお題は「お疲れ様・お疲れ様です」の英語だ!
日本人は様々な場面でこの表現を使いますが、実はこれ、英語にはない表現ですf^_^;)
しかし、その代わりに英語圏の人たちが使っている表現があるので、今回はそれを4つのシチュエーションに分けて紹介していきます。
これであなたも「お疲れ様」マスターだ(笑)
「挨拶」としてのお疲れ様
仕事場などで、同僚や上司とすれ違う時に日本人はよく「お疲れ〜」「お疲れ様です」と言うと思います。それを英語で言うと・・・
【同僚・部下】
・Hi!
・How’s it going?
【上司】
・How are you?
正直「お疲れ様」とはまったく違いますが、そういう場面で強いて英語で言うなら「声をかける」ってことになりそうです。
例文
・Hi, Mike? How’s it going?
・How are you, Mr.Lake?
こんな風にその人の名前を知っているなら、挨拶のあとに付け加えてあげるのがベストですね。
「帰り際」のお疲れ様
今度は、仕事終わりに言う「お疲れ様でした」「お疲れーっす」の英語。
・Bye.
・See you later.
・See you tomorrow.
・See you next week.
英語圏の人たちは、仕事の帰り際で同僚や上司には「じゃ〜ね」「また来週」という様なフレーズを使っています。しかし、そこには「お疲れ様でした」という気持ちも含まれています。
他にも仕事終わりで疲れている相手には
・Busy day?
・Long day?
と軽くその日の1日を聞いてあげるのもいいかもしれません!
例文
・A: Busy day?
「忙しい1日だった?」
・B: As always!
「うん、相変わらずね。」
・A: Long day?
「長い1日だった?」
・B: You have no idea.
「君が想像もつかないくらいにね。」
「褒める」時のお疲れ様
上司が部下に対して、プロジェクトの成功をねぎらうときの「お疲れ様!」を英語で言うと・・・
・Nice job!
・Great job!
・Excellent job!
・You did great!
・That was awesome!
何かを成し遂げたときの「お疲れ様」は、こんな風にそのまま相手を褒める英語が使われます。『job』を『work』に言い換えて使うことも出来ます。
ちなみによく聞く「Good job!」は、親が子供に言うくらいの軽くてかなり上から目線のフレーズなので、出来れば『great』や『amazing』などを使いましょう!
仕事から帰ってきた家族に対して言うねぎらいの「お疲れ様」は
・・・・・・
ないです(笑)強いて言うなら、
・How was your day?
と言って、1日のことをまずは聞いてあげましょう◎
その後で、何か仕事で成功したことがあるなら
・That was great!
ですし、何か失敗したなら
・That was too bad.
ですかね。
「同情」としてのお疲れ様
日本人は、よく疲れている相手に対しても「お疲れ様。今日は大変だったみたいだね。」と言うと思います。そんな時の英語は・・・
・You must be exhausted, but great job!
となります。これはあくまでも仕事仲間でその仕事内容を知っている相手に対して言えるフレーズ。『exhausted』の代わりに『so tired/very tired』と言ってもOKです。
しかしここで注意が必要なのが、疲れている相手に対して「You must be very tired.」だけを言ってしまうと、「あれ?私ってそんな疲れている風に見える?」と相手に嫌な気持ちを与えてしまう場合があります。
特に女性!女性はいつでも美しく見られたいですからね〜☆
なので、必ずあとに「でも、頑張ったね!」とか、頑張ったものを言ってあげるといいでしょう!
例文
・You must be so tired, but great job! It was an amazing presentation!
「くたくたに疲れただろうけど、よく頑張ったね!素晴らしいプレゼンだったよ!」
いかがでしたか?
とにかく英語には、日本語の「お疲れ様」のような何でも使えるフレーズがありませんが、英語圏では「お疲れ様」と一言で済ますのではなく「相手に声をかけて話を聞く」というのが基本となるようです。
分かっている方もいるとは思いますが、私と同じように頭の固い人は、
「日本語と英語は違う言語」
と言うことを改めて自分に言い聞かせて頂ければなと思います!英語を使うときや話すときは『英語脳』で考えましょう。
それではまた!See you soon, guys;)