今回は、料理中に油や酒などを使っていて大きな火が立ち上がったときの対処法を動画を交えながらお話ししていきましょう!
一歩間違えると台所火災に繋がりかねませんよ〜(^^;)
この記事を読めば、あなたも台所火災消火マスターだ!(←長ぇよ(笑))
料理中に火事を起こしかけた実体験
みなさんは料理中に鍋から火が立ち上がった経験はありますか?
私は・・・・・・あります(-_-;)
一人暮らしをしていた私は、果敢にも揚げ物をトライ(笑)無事、火事もなくトンカツを料理し終えた私は、出来上がった料理に舌鼓。
当時、食事をしていた居間と台所はガラス戸で仕切られていました。
そして、トンカツを食べ終えた後、ふと台所に目をやると・・・・・・
何かが真っ赤に光っとるぞ!!
戸を開けて台所に入ると、油を入れていた鍋から火が立ち上っていたのです!それから火災警報器は鳴るわでてんやわんや。本当に大惨事になりかねませんでした(^_^;)
あれは恐怖でしたね〜。
火が出た鍋にやってはいけないこと
アメリカ人男性は、リンゴをバターや砂糖やブランデーでさっと煮込んだ『アップルフランベ』を作るためにリンゴを煮ていた鍋とは別の鍋でブランデーを沸かし、それをリンゴの鍋へ投入!
photo by INSIDE EDITION
・・・・・・
なぜそんなことをした???(笑)
この後、火事にはならなかったものの、大やけどをしていても不思議ではありませんでした。
ちなみに余談ですが、正しいアップルフランベの作り方を、アメリカで大人気のスコットランド人シェフ、ゴードン・ラムゼイ氏が華麗に披露してくれています◎↓
っと、話が逸れましたが、鍋から火が出たときに絶対にしてはいけないこと。それは・・・・・・
水をかけること!!
高温になった油や酒に水をかけるのは、スーパー危険です。高温の油や酒があたりに飛び散り、炎もファイヤーします。
絶対にしないで下さい(=_=)
火が出た鍋の正しい消火方法
では、火が出た鍋の正しい消火方法はいったい何なのでしょうか?
1.コンロの火を消す
まぁ、当然ですよね(笑)まずは鍋の温度を上げているコンロの火を止めましょう。くれぐれも慎重に、かつ迅速に。
2.フタをする
ここで注意したいのは、火の勢いに慌ててフタを鍋に向かって投げないこと!(笑)火のついた油や酒が飛び散る可能性があるので危険です。
正しくは、火が立ちのぼる鍋の真上にフタを滑り込ませるようにしてサッとフタをすることです。
くれぐれも火が消えたからと言ってすぐにフタを開けないで下さい・・・・・・また火がつきます!!!
中身の温度が下がるまでそのままにしておいて下さい。
3.軽く絞った濡れタオルをかぶせる
これも注意したいのは、ちゃんと水を絞った状態のタオルを使うこと。水がバチャバチャ滴ってるタオルだと鍋に水をかけているのと一緒です(笑)
それと鍋よりも大きめのタオルを使った方がいいです。火の上にタオルをかぶせるとき、手を保護しながらできるからです。
火の強さでタオルが焼けてしまうこともあるので、一枚目のタオルの上から二枚目の濡れタオルをかけてください。
そして、これもフタの時と同じく、すぐにタオルを取らないで下さい!また火がつくぞーーー!!!
福岡市消防局が正しい消火方法の動画を作成してくれているので、そちらをご紹介いたしましょう( ̄^ ̄)ゞ↓
4.ベーキングソーダ(重曹)をかける
これは小さい炎の場合に限りますが、ベーキングソーダ(重曹)をかけることで火を消すことも可能です。ただし、大きな火の場合は振りかける行為が危険なのであまりおすすめしません。
5.消火器を使う
日本ではあまり一般的ではありませんが、アメリカでは一家に一本、消火器を置いておくのが普通です。
消火器ならまず確実に火を消せます!。。。。。。あとあとの掃除のことはあまり考えないでね♡(笑)
アメリカのニュース番組『INSIDE EDITION』でも、その消火方法を紹介しています!↓
いかがでしたか?とにかく慌てず落ち着いて対処することを心がけて下さい!
これで台所火災のリスクを少しでも減らすことができたらなと思います(*´艸`)