スリルの大好物な人たちにとって、『スカイダイビング』はいつかはチャレンジしてみたいことの一つだろう。
しかし、はるか上空の飛行機からいざ飛び降り、規定の高度でパラシュートを開こうとするが・・・・・・開かない!!!(T_T)
そんな時、いったいどういう行動をとれば生き残ることが可能なのでしょうか?今回はそんな非常に特殊な状況下でのサバイバル方法をお届けしよう◎
高度からの下降速度は時速200km!
上空3600m(12000ft)以上の飛行機から飛び降りたとき、そこから見える地上の景色はスカイダイビングでしか味わえないものだ。
最高時速200kmにもなる下降速度もあなたを気分爽快にさせてくれるだろう(´д`)
しかし、そこから先はパラシュートがあなたの命をつないでいる。・・・・・・もし、その命綱であるパラシュートが開かなかったら、いったいどうすればいいのだろう?
まず最初にとる行動は、これだ!↓
1,出来るだけ落ち着く
どんな非常事態時にも、まずは出来るだけ落ち着くことが大切。呼吸をゆっくり行うようにすることで、周囲の状況を正しく見極められるようになるぞ◎
そうすることで次の行動に繋げることができる。↓
2,下降速度を出来るだけ落とす
photo by How to Survive
時速200kmで地面に衝突し、自分がトマトのようにはじけ飛ぶ姿は避けたい(笑)なので、体を下向きにし(下降状況を把握するため)、四肢を広げ、足を曲げる。
そうすることで空気抵抗率が上がり、下降速度が下がる。
3,水面は避ける
これは筆者である私も驚いた。一般的な考えであれば、思わず水に飛び込みたくなるものだが、高度から落下した場合、水面はコンクリートのようにかたくなる。
はい、また飛び散りトマトの完成(-_-)
加えて、もし着水に成功したとしても、その衝撃で意識が朦朧としてしまえば、今度は水中へと誘われることになってしまう。
・・・・・・というわけで水、避けようね(^_-)♡
4,安全な着地場所へ向かう
photo by How to Survive
ここからが重要。ここでは、自分の体を思った方向へ移動させるスカイダイビングテクニックであるトラッキングが必要となる。
やり方は、手足を体にぴったりとくっつけ、視線を目的地へ向け、頭をやや斜め下方向へ向ける。そうすることで、体はその方向へ向かう。
安全な着地場所リストは、こちら◎↓
①沼地
②雪原
③森 or 林
④車、バスなどのルーフ
どの場所も着地時の衝撃を和らげてくれる(・∀・)もし、時速200kmで堅い地面に衝突した場合、時速0kmになるまでの時間はたったの0.5秒。
そのたった0.5秒間であなたの体には、時速200kmから時速0km分の『Gの力(g force/航空機・ロケットなどで加減速時にかかる力)』がかかり、一瞬で死へと誘われる。
しかし、もし柔らかい地面、もしくは木の枝に引っかかりながら着地した場合、時速0kmになるまでの時間が長くなり、その分Gの力が減少する。
車やバスなどのルーフも、一見金属で堅そうに思えるが、コンクリートよりは衝撃を和らげてくれるぞ◎
場所が決まったら、お次は着地時の姿勢。↓
5,足から着地する
photo by How to Survive
・・・・・・そんなんめっちゃ痛いじゃん、っと思った方。はい、間違いなく悶絶の痛みです(´д`)
しかしながら、大腿骨が粉砕骨折するまでに相当な着地衝撃を吸収してくれます。
両足を犠牲にすることで、大切な臓器や脳を守ることができるというわけ◎
そして最後は↓
6,頭を守る
高所、高度から落下した場合、もっとも死の原因となるのが頭蓋骨損傷、脳へのダメージです。
なので、着地時に頭を下へ向け、頭の後ろで手を組み合わせ、肘で顔の前を覆うようにし、しっかり頭全体を守りましょう。
動画とまとめ
英語が得意な方は、こちらの動画もどうぞm(_ _)m↓
いかがだったでしょうか?
この知識は、もしあなたが旅客機に乗っていて何らかの原因で飛行機から投げ出されたときにも役立つかもしれない!・・・・・・もし着地点までの高度が十分にあればの話ですが(笑)
ちなみに、あくまでも今回の知識は生存率を上げるためのもので、これらを実行したからと知って確実に助かるという保証は全くありません(´д`)
そのあたりは、あしからずm(_ _)m