学生の時はもちろん、社会人になってもノートを取るスキルは非常に重要です。
それが出来るか出来ないかで、その人の勉強や仕事の学習力の速さが大きく変わってきます。
今回は、「賢いノートの取り方」、いわゆる「ノート術」をわかりやすくまとめてみました!これであなたも正しいノートを取ることができるでしょう( ̄^ ̄)ゞ
ノートはそのまま書き写すな!
photo by watchwellcast
私たちが文字を書くスピードは、日本語なら1秒で1文字〜2文字程度でしょう。難しい漢字なら1文字も書ききれません。
しかし、先生や仕事場の先輩たちが話すスピードは、1秒で5文字〜9文字となり、圧倒的に話すスピードの方が早いのです。・・・・・・当然のことながら(笑)
なので、先生たちが言っていることを聞いたそのまま書き写すことは・・・・・・不可能ですよね(-_-;)完全に遅れ、さらには書くことに集中しすぎて先生の言うことを聞き逃してしまうかもしれません。
「学ぶ」ということは「自分で考える」こと
photo by watchwellcast
発達心理学者Michael Howe氏の1970年の研究によると、ノートを取っている学生は、一週間後に内容を覚えてる確率が取らない学生より7倍以上ということがわかりました。
しかし、がむしゃらに先生の言っていることを書き殴っても何の意味もありません。
なぜなら、
あなたはその行為で何も学んでないからです!
ただ人間型の音声記録装置みたいなものになってるだけです。そして、この音声記録装置は10文字の中の1文字しか記録できないのです(=_=)
そのノートを使って後で復習しようとしても、ごちゃごちゃ書きまくったノートでは、まとまりのない文字の羅列にしか見えず、復習する気力を失ってしまうでしょう。
正しいノート術は、ノートを書き終えた時点で先生が言った内容をしっかり把握し、授業内容を理解しやすくまとめたものでなくてはなりません。
そこで、今回はYouTubeチャンネル『watchwellcast』が製作した動画「How to Take Great Notes」をもとに、ノート術の3つのポイントを紹介いたします◎
『質問と答え』形式に書いていく
photo by watchwellcast
まず第一に、先生が言っている内容をしっかり聞き取り、その中で理解した内容を「質問」と「答え」にしていくことで、授業の理解力がばつぐんに上がります。
事実だけを書くのもいいかもしれませんが、それよりも、あえて自分に問いかける形を取ってから、その下に答えを添えることで、まるで他人から質問されたことを自分が答えている様になります。
自分で答えることは、すなわち「考える」ことに繋がります。
物事を記憶する上で、「自分で考える」という行為は非常に重要になってきます。
カラーペンを使う
photo by watchwellcast
ノートは文字を書くことですが、書いている違う内容ごとに色分けをすることで、復習しやすく、より記憶力も上がります。
例えば、質問は赤、定義は青、結論は緑など、自分なりに色のルールを作るといいでしょう◎
長年英語を勉強している私の場合、新しい英語フレーズや英単語は黒で書いたら、意味は赤、説明は青、そのフレーズや単語を使った応用文は緑にして、あとから復習しやすくしています。
授業ごとに自分でまとめ人に話す
photo by watchwellcast
どんなに賢い人でも、人間の記憶力には限界があります。
そこで、授業が終わったら短い時間でいいので、簡単にまとめてみましょう。今日のテーマはこれだった。一番印象に残ったのはあれだった。私だったらこうしただろうななど、とにかく自分で考えることが重要です。
さらに、そうしてまとめたものを友達や家族など他人に話すことで、より自分の中で学習した内容がかみ砕かれ、より洗練され、吸収しやすくなります◎
どんどん自分の意見を人と話し合いましょう!
いかがでしたか?
まだ先生が黒板に書いたことをそのまま書き写していませんか?重要なことだけをメモしているだけじゃないですか?
それでは、記憶したものはほとんど定着しませんよ。
質問と答え形式にしてみたり、文字の色を使い分けてみたり、内容をまとめて復習し、人に話すことでより記憶は定着し、学習した内容であなたの人生もより豊かになること間違いありません!
さぁ、今日からあなたもこのノート術を始めてみましょう(*´艸`)