日本では違法となっているマリワナ(大麻)ですが、娯楽用として合法とされている国がいくつか存在します。
アメリカで少し前まで違法だったマリワナも、数年前から9つの州で合法化されていますが、非合法の州での問題が後を絶ちません。
今回は、アメリカを取り巻くマリワナ事情について話していきます。
アメリカのいくつかの州で合法なマリワナ
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前にも記事にしましたが、アメリカでは今、『薬物』が非常に大きな問題となっています。↓
にもかかわらず、数年前から娯楽目的としてアメリカ9つの州でマリワナ(大麻)の使用が許可されています。マサチューセッツ州では12本まで自宅で栽培できたり、ワシントン州では医療目的であれば栽培も認められています。
以下がマリワナ合法地域リスト。↓
・アラスカ州
・カリフォルニア州
・コロラド州
・メイン州
・マサチューセッツ州
・ネバダ州
・オレゴン州
・ワシントン州
・ワシントンD.C.
州によって異なりますが、だいたい1オンス(約28グラム)〜2.5オンス(約71グラム)の所持が認められています。
マリワナ産業は莫大な収益を生み出し続け、そこから得られる税収も相当なものになります。
それが、マリワナを合法化した州の一番大きな理由でしょう。
ちなみに、マリワナはタバコ、要するにニコチンよりも身体への害がないとアメリカでは考えられています。
マリワナの臭いはスカンクのおなら
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運営者は現在、ワシントン州に住んでいるのですが、近所を走っている高速道路沿いにそれなりの大きさのマリワナ農場があります。
いいですか、みなさん。
私はその高速道路を車で走っているだけなのですが、
それでもマリワナの臭いを嗅ぐことが出来ます。
車の外気導入口や隙間からマリワナの臭いが入ってくるので、嗅ぎたくなくても否応なく鼻の中に入ってきます。
マリワナの臭いは、はっきり言って
めっちゃ臭いです(=_=)
臭ったことがある人は少ないと思いますが、その臭いは、
スカンクのおならの臭いに似ています(笑)
表現するなら、鼻に入った瞬間に「グワッッッ!!!!」と言いたくなるような臭いですw
あんな煙を吸って何がいいのか、私にはまるで理解できない(-_-;)まぁ、タバコも吸わないので理解できなくて当然ですが。
おそらくタバコと一緒で、マリワナを吸った人とキスをするときはちょっとツラい思いをしなくてはいけないでしょうねf^_^;)
メキシコから流れ込んでくる薬物地獄
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とにかくこうして栽培されたマリワナは、非合法とされている州へ運搬することは禁じられています。でも、やってしまう人々は当然出てきますよね。
そして、こういったマリワナや他の多くの薬物は、メキシコからも密輸されてきているのは間違いありません。
そういった点では、トランプ大統領の言い分は正しいと言えます。でも、アメリカとメキシコの国境沿いに壁を作ったところで、それが防げるかどうかというのはまったく別問題ですね。
アメリカが、この薬物地獄を抜け出すときはいったいいつになるのでしょうか。今のところまだまだ光差す出口は見つかっていません。