普段はオモシロ情報を掲載しているワラウクルミだが、新型コロナウイルスの猛威が収まるところを知らないので、今回はあえて新型コロナに対するあなたの恐怖心を煽るまとめ記事を書いていく。
「とんでもないことをするな」と思う方もいるかもしれない。
だが・・・・・・
私はあなたにこのウイルスを怖がって欲しい
と心の底から思っている。もちろんみなさんを混乱させることが目的ではなく、
これが恐ろしい病気で、我々はもっと注意しなくてはならない
ということを伝えたいからだ。
そのために新型コロナウイルス関連情報をここにまとめておく。
この記事で少しでもあなたがコロナに対して恐怖心を持ち、自分の考えや行動を見直してもらえればそれに勝る喜びはない。
もくじ
私の新型コロナウイルスの状況
まずは筆者である私の状況を軽く話しておこう。
現在、私はシアトルで有名なワシントン州キング郡に住んでいるのだが、1月下旬にアメリカで初めての新型コロナウイルス患者が出た。
そして、約1ヶ月後、その50代男性はコロナによって亡くなってしまう。
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それによりワシントン州の緊張感は一気に高まり、2月下旬以降、私はほとんどの時間を家の中で過ごしている。・・・・・・もう1ヶ月以上になるのか(-_-;)
外に出るときは『買い物』と『散歩・運動』の時だけ。
買い物は、妻とではなく私一人で行う。できるだけ感染リスクを下げるためだ。
散歩中に人とすれ違いそうになるときは、道路の反対側に行ったり、広いスペースで他の人が歩き去るのを待つ。2メートル以上という距離を保つのは予想以上に難しい。
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もちろん外から帰ってきたら必ず手洗いをする。
そして、ただひたすら家の中で時間を過ごす・・・・・・。
「鬱々とした気分にならないか」と言われれば、もちろんならないとは言えない。しかし、感染力が尋常じゃない新型コロナウイルスにかかることを思えば、こんなことどうってことはない。
私の場合、パソコンがあればどこでも仕事ができるのでそれも幸いしている。
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大企業に勤める妻も別の部屋で、頻繁に電話会議やパソコンをタイプし続けている。どうやら毎日コロナの対応に追われるようだ。
・・・・・・っと、ここまで軽く私自身のことを話してきたが、特別あなたの恐怖心を煽れたとは思えない。
ただ、まず始めに私が言いたかったことは、
とにかく私は家の中にいる
ということ。今、これほど重要なことは他にない。
過度の買い占めはしないで
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私の住むアメリカを含む欧米諸国どの国でも、スーパーマーケットやドラッグストア、銀行、病院などは閉まっていない。
なので、「スーパーが閉まって食べものが買えなくなる」なんてことはまずありえないのでまったく心配する必要はない。
もちろん少しの買い溜めは重要だが、過度な買い占めは決してしないようにして頂きたい。
そうすることで、さらなる恐怖と混乱をかき立てるだけだから。
……っと、そろそろ本題であるコロナに対する恐怖心の煽りに取りかかっていこう。
やはり現代社会では、動画が一番物事がダイレクトに伝わると思うのでいくつかをまとめ紹介していく。
新型コロナの怖さがよく分かる動画①
まずは、イギリスのロンドン市内で新型コロナウイルス(COVID-19)による急性呼吸器疾患を引き起こしたある女性が、病床から人々に「自分を過信しないで」と訴えている様子を収めたもの。
30代後半の女性が、息も絶え絶えな様子で懸命にこの病気の深刻さを語ってくれている。↓
もう多くの方はご存じだとは思うが、COVID-19による主な症状は、
・40度前後の高熱
・乾いた咳
・息切れ
・全身の倦怠感
・吐き気
・筋肉痛
・下痢
・嗅覚、味覚の変化
・呼吸困難と胸の圧迫感
・合併症で肺炎になる可能性
などがある。
下の動画では、バーへ友達と飲みに出かけたり海へ行ったあとでコロナにかかり重症者となってしまったイギリス人妊婦と、同じく重症者の牧師の男性がその辛さを語ってくれている。
どちらも40歳前後で若いにもかかわらず、声を出すのがやっとの様子だ。↓
新型コロナの怖さがよく分かる動画②
次に紹介するのは、コロナの感染爆発が起こったニューヨークの総合病院で集中治療医をしているコルビン麻衣さんの動画。
病室は満室で、130以上ある人工呼吸器をすべてフル稼働させても追いついていないという。
加えてコルビンさんは
「容態が急に変わるのが新型コロナの怖いところでもある」
と語っている。救急で運ばれてきたときは大丈夫でも、いきなり心肺停止となるケースも。
さらに、コロナ感染者となった患者は最期の瞬間を孤独に迎えなくてはならないことがほとんど。この病院の場合、患者の命が残り数時間が持たないと医師が判断した場合のみ、家族一人だけの面会を5分だけ許しているという。
最期の時をたった5分間だけ。しかも身内の一人のみ。。。なんということだ。↓
新型コロナウイルスの特徴として、感染後も無症状のままでいる患者もかなりいるということ。関節痛や発熱などの症状がまったくなく、気づかないことも少なくないという。
そして、コロナは感染してからの潜伏期間も5日や7日などとかなり長い。
そうした無症状の人が外に出歩き、他の人に移すことで感染をさらに広げることにもなりかねないのだ。(動画内で重複する部分があるのでそちらは飛ばし見してください)↓
3月下旬には、ベルギーで12歳の少女、イギリスで持病のない13歳の少年が新型コロナで死亡している。
重症化するのはお年寄りだけではない。
新型コロナの怖さがよく分かる動画③
残念ながら、コロナに対するニューヨークの対応は遅かった。。。その結果、このような感染爆発になってしまったのだ。
「日本はニューヨークから学んで欲しい」
とコルビン麻衣さんは訴えている。(重複箇所は飛ばし見してね)↓
6つ目の動画では、市立札幌病院の向井正也院長が、新型コロナウイルスについて
「急に重症化し、回復するのも時間がかかる」
と語ってくれている。↓
新型コロナの最新感染者数・死者数が確認できるサイト
最後に、新型コロナウイルスの感染者数や死者数の最新情報が確認できるウェブサイトを3つご紹介しよう。
まずはジョンズ・ホプキンズ大学の『COVID-19 Map』。一番信頼性がありそうなサイトだ。↓
https://coronavirus.jhu.edu/map.html
2つ目は、日本経済新聞の『新型コロナウイルス感染 世界マップ』↓
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-world-map/
3つ目は、日テレNEWSの『データとグラフで見る新型コロナウイルス』↓
https://www.news24.jp/archives/corona_map/index.html
まとめ
今回、このように新型コロナウイルスに対する人々の恐怖心を煽る様な記事を書いたわけだが、決して混乱を生み出したいわけではない。
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私はただみなさんに
新型コロナウイルスをナメないで欲しい
ということを伝えたいだけなのだ。特に若い方で、
「コロナにかかってもおれたちはひどくならねぇし」
などという考え方を持っている人は、これを機にぜひ考え方や行動を改めて頂きたい。
自分が大丈夫でも、それが大丈夫ではない人たちに移してしまう可能性があるからだ(-_-;)
最後にみなさんにもう一度言う・・・・・・
できるだけ外に出ないで!
東京もニューヨークと同じように感染爆発しないためにも、できるだけ早くロックダウン・封鎖をしてほしいとは思うが、経済的な打撃もかなり考慮しなければならないのも確かだ。。。
そこは政府の対応が問われるところだろう。
政治家の方々には今、正しい判断が求められている。