日本人の音楽グループには英語だったりローマ字だったり、外国語を駆使してグループ名を作っているバンドも結構ありますよね。やっぱり異国の言語を使うとおしゃれ感が上がりますからね〜。
・・・・・・でも、そういう名前って本国英語圏の人からすると結構変な場合が多いらしい。
と言うわけで今回は、私のアメリカ人の友人が日本のいくつかのグループ名の奇妙さについて指摘していた話をご紹介しましょう!
KinKi Kidsの場合
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例えば、『KinKi Kids』。グループの二人ともが近畿出身だったことから近畿をそのままローマ字にしてグループ名にしたらしいのですが、これを英語圏の人が聞くと『Kinky Kids』に聞こえるらしい。
意味は・・・・・・
『変態の(異常な)子供たち』
・・・・・・ものすんごいグループ名になりましたね(^_^;)でも正直、そのままグループ名を日本語訳した『近畿の子供たち』というのもかなりぱっとしないグループ名ではありますが(´д`)
と、こんな風にたたいていたらファンの方にどやされそうだな〜。あくまで個人的な意見なのでご了承くださいませ(o_ _)o
BUMP OF CHICKENの場合
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続いて『BUMP OF CHICKEN』。
名前の由来は、『弱者の反撃』『臆病者の一撃』という意味を持たせて命名されたとのこと。「自分たちのような臆病者でも何かできる」という思いが込められいるらしい。
しかしながら、bumpは「ぶつかること、てこぼこ、突起、〜にぶつかる」となり、英語圏の人からするとBUMP OF CHICKENはまったく意味の分からないものになるらしい。
なんとか日本語に訳してみると・・・・・・
『鳥のでこぼこ(凹凸)』
ってとこでしょう(笑)
ちなみによく言われている『BUMP OF CHICKEN=鳥肌』という意味だという件についてですが、それは間違いです(´・ω・`)
鳥肌は英語で『goose bumps』という表現をよく使います。
例文で言うと、『I got goose bumps.』や物を主語にして『It gave me goose pumps.』と言ったりします。
・・・・・・となんだか英会話講座みたいになってきましたが、とにかく英語的にはBUMP OF CHICKEN は変って話です(^_^;)もちろんメンバーはあくまで抽象的な意味合いでこの名前にしたとは思いますが。
他にも、『Mr. Children』は『ミスター・子供たち』だったり、『SMAP』は『米航空宇宙局(NASA)が2014年に開発した環境観測衛星『Soil Moisture Active Passive』の略称。地球表面の土壌の水分量を測定する。』だったり・・・・・・二つ目は特別な例(笑)
まあ、あくまでグループ名はグループ名であって、大事なのは彼らが生み出す音楽性であることは言うまでもありませんよね〜。