現在、東京都に在住の小学2年生「石田丞くん(じょう)」7歳は、あることを理由に自分の髪の毛を伸ばし始めました。
それは、『小児がんの子供たちの医療用ウィッグ』を提供するためでした!
そして、3年間延ばし続けた髪を遂に切り、寄付をし終えたのです!!
「こんなに小さな子が、人のために役立ちたいという考えを持つなんて!」とネット上では称賛の嵐となっています!
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女の子みたいと言われても伸ばし続けた
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石田丞くん(じょう)は、4歳の頃に小児がん患者たちの医療用ウィッグのために髪の毛を提供した男の子の存在を知り、「自分も髪の毛を伸ばしたい!」と両親に告げます。
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しかし、丞くんのお父さんは当初、「学校で友達にからかわれるようになる」という理由から、丞くんが髪の毛を伸ばすことに反対していたそうです。
それでも、丞くんの意思は固く、お父さんはそれを尊重してあげることにしました。
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丞くんの髪の毛が伸びてくると、案の定、丞くんは周囲の人から「お嬢ちゃん」と話しかけられるようになりました。そのたびに丞くんのお父さんは、丞くんが嫌な気持ちにならないように「実は男なんですよ」と説明していたそうです。
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丞くんは「学校でも女の子ってからかわれたりした。ちょっと嫌だったけど、もうちょっとだと思って切らなかった」とコメント。
大変なのはそれだけではありません。髪の毛が長いわけですから、当然ケアも一苦労。次に髪の毛を使う人のために、家族全員で髪の毛を綺麗に洗って乾かし、櫛入れをし続けました。
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そして、丞くんのこの勇敢な行動は周りにもいい影響を与えています。
丞くんの学校の友達の何人かが、丞くんの行動に感化されて髪の毛を伸ばすようになったというのです!
3年間伸ばし続けた髪を遂にカット
そして、伸ばし初めて3年。ようやく十分な長さに成長した丞くんの髪の毛を切るときがやって来ました。
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青いゴムで束ねた髪の毛を美容師の人が、ハサミでばっさり!スッキリした短髪になってイケメン少年になった丞くん。
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髪は、NPO法人『Japan Hair Donation & Charity』を通して、小児がんで髪の毛を失った子供たちに提供されるそうです。
最後に丞くんは、ウィッグを着ける人に対して「自信を持って頑張って欲しい」と語りました。
見た目も、行動も、言動もすべてがイケメンな石田丞くん!
3年間、我慢して伸ばした髪の毛は、必ず困っている誰かの役に立つことでしょう。運営者も、丞くんの爪の垢でも煎じて飲んだ方がいいでしょうね(笑)
でも、本当に彼から学べることが私たちにはたくさんあると思います。誰か他の人のために行動する精神を。