新型コロナウイルスが世界各地に暗い影を落とす中、アイスランドのある女性編物デザイナーが作る毛糸マスクが話題を呼んでいる!
口と舌をテーマにしたマスクは、ウイルス対策を目的にして作られたわけではなく、人々を少しでも笑顔にするために考え出された楽しく可愛い毛糸マスクなのだ。
もちろんすべて何時間も手編みで作られたもの◎
こういったアーティストの試みが、私たちに喜びを与えてくれる。
アイスランドの編物デザイナー・Ýrúrarí
アイスランドの美術大学院生で編物デザイナーのユルラリ(Ýrúrarí)さん。
彼女は、幼い頃から編み物が大好きで、グラスゴー美術学校で編物デザインの学士号を取得し、今は大学院で修士号の取得を目指している。
photo by yrurari
そんな彼女が、新型コロナウイルスのパンデミックを受け、自分でも何かできないかと考え作りだしたのがこの『口』をテーマにした一連の毛糸マスク作品だ。
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ユルラリさんにとって、今は修士号を取得するためのこの大事な時期。
しかし、彼女のクラスがコロナの影響で突然自宅学習となり、家での学習に苦労しているという。
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加えて、3月下旬に毎年開催されるアイスランド・レイキャビクでのデザインマーチのショーにユルラリさんも出演予定だったのだが、そのショーも6月下旬に延期になったという。
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見た人に笑顔になってもらうために作った
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幸い、アイスランドのコロナ感染状況はかなり回復傾向にあり、夏には日常を取り戻せそうだという。
観光客がいないということを除いて……。
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それぞれの毛糸マスクは、ユルラリさんが何時間もかけて手編みで作った物。
それらの写真をInstagramやFacebookに作品の写真を投稿したところ「可愛い」「私も欲しい!」と大きな反響があったのだ!
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しかし中には、「これらのマスクは新型コロナウイルスから全然守れない」と否定的なコメントを残す人もいたという。
だが、そもそもユルラリさんはそういう意図でこのマスクを作っていないのだ。
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「これらのマスクは実用的なものではなく、あくまでも装飾的なものです。見た人に笑顔になってもらうために、私なりに考えて作ったものです。
パンデミックの鬱々とした雰囲気を少しでも喜びに変えられたらいいなと思います」
photo by yrurari
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先行きの見えず、暗い考えばかりが頭を過ってしまうが、彼女のようなアーティストが生み出す明るいエネルギーで少し元気が出てきた。
みなさん、一緒に頑張りましょう!!!
ウイルスなんかに負けないぞ∠( ̄◇ ̄)
ユルラリさんは、もちろんマスク以外の編物作品をSNSなどに多数投稿している。気になった方はぜひチェックしてみてね(´▽`*)↓
More info : Ýrúrarí | Instagram / Facebook / Website