あなたはハンググライダーで飛んだ経験がおありだろうか?高所恐怖症の私にとっては完璧に圏外なスポーツですが、あるアメリカ人男性はスイス旅行の際に、人生初のハンググライディングを体験。
しかし、その初飛行で、なんと彼の命綱がついていなかったのです!腕力だけで必死にグライダーとインストラクターにしがみつく男性。
果たして彼の運命は???
人生初のハンググライディングで命綱が!
その恐怖の体験をしたのは、アメリカ在住のクリス・ガースキーさん。夫婦水入らずでヨーロッパ旅行の際、スイス中央部ベルン州にあるインターラーケンで、クリスさんはハングライダー体験をすることにしました。
彼の人生初のハンググライディング。しかし、これがとんでもないことになってしまいます。
離陸前のインストラクターとクリスさんの写真。↓
photo by Gursk3
・・・・・・ん!?クリスさんの命綱である背中のカラビナが、ハンググライダーと繋がっていない!!!
2人はそのことに気づくことなく、離陸!
離陸直後、体の命綱が繋がっていないことに気がついたクリスさんは、必死にインストラクターにしがみつきます。
photo by Gursk3
インストラクターもすぐにクリスさんが命綱に繋がれていないことに気づき、再び着陸を試みます。
photo by Gursk3
しかし、ハンググライダーはすでに風に乗っており、付近は家が密集していたので、すぐに着陸することは困難でした。
この時の時速は、40kmもの速さだったそうですΣ(゚ロ゚;)
安全に着陸できる場所を探すあいだ、クリスさんは必死にハンググライダーとインストラクターにしがみつきます。
photo by Gursk3
林を乗り越え、やっと平野部が見えてきました。もう少しだ!
photo by Gursk3
無事着陸!一部始終の動画
そして、着陸スピードはかなり早かったものの、なんとかなんとか着陸に成功(´д`)最終的に2分14秒間もの恐怖の初フライトとなりました。
photo by Gursk3
そのときの動画がこちらです!↓
クリスさんは、命に別状はなかったものの、左の二の腕筋肉が引き裂かれ、手首を骨折。チタンプレートを入れる手術を余儀なくされたそうです。
こんな恐ろしい体験をしたクリスさんですが、再びハンググライディングに挑戦したいといいます。
「人生初のハンググライディングを十分に楽しめませんでしたからね。もう一度やりますよ!」
さらに、予想だにしなかったハプニングにもかかわらず、最後まで安全な操縦をしたインストラクターに対してもクリスさんは感謝の意を述べたそう。
こんな目に遭わされて、なかなかそういう考え方はできませんよね〜。クリスさんから見習うべきことがたくさんありそうだ。
・・・・・・でも、ハンググライディングは一生しませんよ、私は(笑)