『路地裏bookshelf』は、本の隙間に東京の路地裏の様な小空間を再現。どこか懐かしく、また机に座りながら異世界に迷い込んだかのような錯覚を味わうことができます。
今回は、この作品を製作するmondeさんに直接話をうかがってみました!
あなたの本棚にも、東京の路地裏を発生させてみてはいかがですか?(*´艸`)
東京の路地裏小空間を再現したアート作品
photo by りくとん
イラストCGの制作会社に勤めているというmondeさん(41)。
「敢えて大通りを避け、『路地裏に迷い込みながら目的地に行く』という散歩をよくしていたことが作品のきっかけになったと思います。」
そう語るmondeさんは、『路地裏bookshelf』を3年ほど前から構想していたと言います。
photo by monde
本業とは別に「ライフスタイルのひとつ」として、毎年2作品のペースで新作を生み出してきたmondeさん。
生まれも育ちも東京の彼は、これまでにも東京をテーマにした数多くの作品を手がけています。
mondeさんは、ハイパーリアリズム彫刻家のロン・ミュエックの作品や、光と空間を題材とした作品を数多く手掛けているジェームス・タレルのような「ひと目でわかりやすく奥深い」作品が好きとのこと。
photo by monde
この『路地裏bookshelf』を製作しようと思った理由として、「日常の風景」と「隙間のデザイン」というテーマを日頃から考えており、その二つを組み合わせた結果が今回の作品に繋がったと話してくれました。
「私は本棚を飾るのが好きで、他の人たちにもそんな風に本棚を飾ってもらえたらなと思っています」
海外からの問い合わせも殺到!
photo by monde
『路地裏bookshelf』の背面に鏡を使い奥行きを生み出すことで、まるで路地裏がずっと続いているような錯覚にとらわれます。
そして、アートイベント「デザインフェスタ」を訪れたTwitterユーザー『りくとんさん』のツイートで、『路地裏bookshelf』が話題となったのです!
デザフェスで見かけたブックエンドを路地裏にするやつすっごい好き pic.twitter.com/kVfbBgp6CO
— りくとん (@riku_ton) 2018年5月13日
その後mondeさんもとには、国内のみならずアメリカやカナダ、イギリスなど海外からも問い合わせが相次いでいるそうです(≧∀≦)
今のところ、作業できるのが平日仕事が終わった後や休日のみなので、一つを製作するのに2〜3ヶ月かかるとのこと。
photo by monde
『路地裏bookshelf』の価格は、基本サイズ (W170mmH170 mmD65mm)が25,000円で、文庫本サイズが20,000円で販売しているそうです!
気になった方は、mondeさんTwitter(@monde55212068)のDMから注文を受け付けていますよ(^O^)
本棚に、東京の路地裏小空間を作り出したい人は是非!