ワラウクルミ

アメリカのコストコで白人女性からわざと咳をかけられた日本人の私の実体験談

アメリカのコストコで白人女性からわざと咳をかけられた日本人の私の実体験談

今回は久しぶりに実体験を書いていこうと思う。

内容はタイトル通り、日本人の私がアメリカのコストコで白人女性から故意に咳をかけられた話だ。

「新型コロナウイルスが蔓延を続けているのは、お前らアジア人のせいだ!」

どんな国にもこういう子供じみた行動をする人間はいるものだ・・・・・・残念なことだが(-_-;)

ちょいと長い文章だけど、面白い話なんで気長に読んでみて。

thumbnail photo by Bloomberg

在米中の私、買い溜めをするべくコストコへ

日本人である私は、少し前からアメリカ・ワシントン州に住んでいる。

慣れない英語やこってりとした食べもの、新しい仕事環境に少しずつだが日々順応していっている。

そんな中起こった新型コロナウイルスのパンデミック

ワシントン州ではアメリカで初めての感染者、そして死者が出て、人々はちょっとしたパニック状態だ。

もう日本のみなさんにもお馴染みになったであろうトイレットペーパー、ティッシュペーパー、キッチンペーパーなどの紙類の爆買い溜めは、ここでも日常的な光景となっている。

もちろん私も、感染が拡大しスーパーマーケット自体が閉まってしまった時のことを考え、それなりに買い溜めをするべく、できるだけ人の少ない平日を狙ってホールセールクラブチェーンのコストコ(Costco)へ向かった。

いきなり通りすがりに顔面に咳をかけられた

photo by Today

予想通り、週末のごった返しと比べれば、平日のコストコは平和そのものだった。

大きなカートで人混みをかき分ける必要はなく、スムーズに商品をカゴに入れることができた。

紙類や洗剤類など、買い物リストの半分くらいが終わった頃、トイレの消臭剤について私のアメリカ人妻にアドバイスをもらおうと、カートを端に寄せて自宅にいる妻に電話をかけた。

ちなみに妻は日本語を喋れるので、その時は急いでいたこともあって簡単に日本語で説明していた。

2分ほどたった頃だろうか。。。話が終わりに近づいた頃、突然・・・・・・

 

誰かに左後方から私の顔面に向けて咳をかけられたのだ!

 

私は一瞬言葉を失った。

理由は外国語を喋るアジア系ってだけ

他人の咳がもたらす嫌な生ぬるい空気細かいツバが顔にかかる不快な感覚。最初の3秒ほどは、「たまたまそうなっただけ」と思い込もうとしたが、明らかにその咳は私に向けてかけられた。

その状況を見た私の斜め向かい側にいた35歳くらいの白人男性も、目を見開いて驚いた表情をし、首を振りながら「Crazy … 」と言っていた。

咳を私にかけてきたのは65歳くらいの白人女性。アメリカ的老齢期肥満(すいません、他に的確な表現が見つかりませんでした)を抱えたブロンドの女性だ。

彼女は何事もなかったかのように、すたすたとカートを押してその場から去って行った。

photo by britannica.com

私は電話の向こう側にいる妻に、目の前で起きたことを簡単に伝え電話を切り、残った買い物を続けた。

当然、カートを押しながら色んなことを考えた。

「なぜあの女性はあんなことをしなければならなかったのか?」

「何に腹を立てていたんだ?」

「おれは彼女の邪魔でもしてたのだろうか?」

しかし、『咳』ですぐにその答えにたどり着いた・・・・・・。

 

「ああ、新型コロナウイルスか・・・。おれが黒髪のアジア系で外国語を喋っていたからだろうな、きっと」

 

コロナウイルス蔓延はアジア人のせい

十把一絡げにしたくはないが、一部の偏執的自国愛を持ったある種の白人至上主義者の人たちは、

 

「この新型コロナウイルスの感染拡大はアジア人のせいだ」

 

と考えている人もいるようだ。その苛立ちのあらわれが『わざと咳をかける』という行動になったのだろう。

しかし、そんなのあまりにも幼稚で子供じみた考え方だ!

65歳にもなって見ず知らずの他人にあんなことができるなんて・・・・・・。私は本当に信じられなかった。

そんなことを考えているときにふと、咳をかけてきた老婆と正面からすれ違うことになった。

勝ち誇った笑みを浮かべる老婆

当然のことながら、その時私は腹が立っていた。少しくらいなら英語で言い返すこともできた。

・・・・・・しかし、やめておいた。

彼女はなぜか、どこか勝ち誇ったかのような笑みを浮かべ、私の方を見ていた。その笑顔があまりにも下劣で低レベルなものに思え、私の怒りも静かに鎮火していった。

 

「こんな人、相手にするだけ無駄だし、させたいようにさせておけばいい」

 

もちろん、彼女は他のアジア系の人にもそういう風にする可能性は大いにあったが、私は『買い物』という重要使命を果たさなければならなかったし、老女相手にコストコで、しかも英語で人種問題の討議したくはなかった。

photo by kiplinger.com

私は腰抜けかもしれない。だが、時には事を荒立てず、我慢をするときも必要。特に私は、ここアメリカでは『外国人』。市民権も持っていない。

そして相手は老婆。

彼女はいつかそのしっぺ返しを食らうかもしれないし、食らわないかもしれない。その答えは神のみぞ知る、だ。

こういう人間はどこの国にもいる

家に帰ってから、改めて妻に事の一部始終を話すと

「私が側にいればよかった。あなたは人種問題でややこしくなるから言い返さない方がよかったけど、私なら言い返せたのに。悔しいっ!」

と何度もフォローしてくれた。やはりあの状況では言い返さないのが正解だったようだ。

 

今回、こんな風に「白人は、新型コロナウイルスが蔓延したのはアジア人のせいだと思ってる」と書いたが、これは極々一部の偏執的思考を持ったアメリカ人の話。

 

こういう人間は、どこの国にもいるのだ。

 

もしかしたら私たちもどこかでこんな風な考えや行動をしているかもしれない、と改めて自分を見直すきっかけにもなった、今日この頃であった。

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