アメリカは、日本とは違い、街中でなければ路上駐車してもいい場所が多くあります。何といっても広いですからね、アメリカはf^_^;)
しかしながら、そんなアメリカでも路上駐車してはいけない場所があります。
そう。消火栓の前です。
そして、火災が起きた際、消防士たちは消火栓の前に停まっている車の窓を躊躇することなくハンマーでたたき割って、消火ホースを通すのです!
後から後悔しても、もう遅い(=_=)
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アメリカで消火栓付近での駐車は違法!
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ドライバーにとって、完璧なパーキングスポットを見つけることは最大の問題です。
いかに、目的地へ近い場所を探すか・・・・・・
しかし、その願望が時に、他人を危険にさらす可能性があるのです。
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アメリカのほとんどの州では、消火栓から半径4〜5mほど以内での駐車は違法行為になります。
消火作業に消火栓は必要不可欠
2ヶ月ほど前にニュージャージー州の消防士たちは、火事の際、消火栓の前に停まっていた白のフォード・フュージョンセダンの窓をたたき割り、そこにホースを通した写真をSNSに投稿しました。
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そこに彼らはこう記しています。
「消火栓の前に駐車するとこうなります。これは昨夜、ハミルトンのブロムリー地区ノルウェー通りで撮影しました。消火栓の前に駐車するのは法律違反だということを覚えておいて下さい」
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そして消防士たちは、それが例えどんな高級車であろうと同等に扱います。彼らにとって、消化を邪魔するものはただの障害物でしかないのです。
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なぜなら、消防車自体では500ガロン(約1,900リットル)ほどの水しか運ぶことができないので、消火栓が消化作業において必要不可欠だからです。
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そして消防士たちは、一分一秒を無駄にはできません。できるだけ迅速に、かつ円滑に水路を確保しなくてはならず、その行く手を阻む車両に躊躇など一切しません。
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自己中ドライバーへのコメント
このような利己的なドライバーたちに対して、多くのコメントが寄せられています。
「私のお父さんは消防士だったんだけど、そういう車が消火栓の前に停まっていたら、消防車でその車を押しのけてたんだって。それが一番早くて簡単だったらしい」
「窓を破られるのもだけど、ホースからちょっとずつ水が流れ出てるから車の中も水浸しになるんだよね〜。駐車した人が悪い」
「そして、彼らはとてつもない違反切符を切られるんだよね。ボーナスだ!」
「彼らが保険会社に電話するとき、保険会社の人に何て言われるか聞いてみたいな。まったく自業自得だよ」
「あらら。彼らは罰金を払って、違反切符を切られ、さらに減点もされちゃうね。人間の愚かさに国境なし!」
まとめ
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アメリカでは、ちょっと街中から外れれば、路上駐車が当たり前です。日本の田舎でも時々見ることができますが、アメリカはそこら中に路上駐車した車があります。
明らかに長いあいだ運転していない車が路上駐車していても、警察にとがめられることはありません。きっと日本人の多くの方はちょっとしたショックを受けることでしょう。。。私のように(笑)
もしあなたがアメリカでレンタカーを借りて、横断旅行でも考えているのであれば、消火栓の周りには決して近づかないように!
Reference : boredpanda