両親から受けたトラウマが元で、家出をし、整形手術をし続けるイギリス人女性。その総額は、すでに1300万円以上!彼女のその行動は、美の追究ではなく、もはや『整形手術依存症』となってしまっている。
「果たして、女性の美しさとは一体何なのか?」ということを考えつづ、その女性について話していきます。
完璧な美しさを求めて整形手術し続ける
photo by Barcroft TV
YouTubeチャンネル「Barcraft TV」で紹介されていたその女性というのは、Star Delguidiceさん。
幼い頃、彼女は両親から厳しいしつけを強いられていました。そして、両親は彼女が12歳の時に離婚。
離婚後、父親は彼女に何度も、「お前は分かれた母親にそっくりだ」と言い、彼女は自分の見た目が嫌になってしまいます。
photo by Barcroft TV
16歳になった彼女は当然のごとく不良になり、警察に補導されたり、薬物をするようになり、父親のもとから家出をします。
そしてついには、10代にもかかわらずストリップショーに出るようになり、それと同時に、彼女は自分の見た目をまるでポルノ・スターのような見た目にするために整形手術への道を歩み始めます。
目的地の見えないその整形手術の道のりを、彼女はどこまでもどこまでもただただ歩き続けています。↓
彼女の収入源がどこにあるのかが紹介されていませんでしたが、未だにストリップショーで稼いでいるのでしょうか?もしくはパトロンがいるとか?もしくは、性的な何かの・・・・・・
もちろん彼女の場合は、少女時代に受けた厳しいしつけや父親からの言葉が、彼女に外的コンプレックスを持たせ、それが彼女を整形手術依存症にしてしまいました。
彼女がこうなってしまった理由に納得することは出来ますが、やはりどこか悲しい気持ちになります。外面上幸せそうに見える彼女ですが、きっと心の中は悲しさでいっぱいのはず。
photo by Barcroft TV
整形手術をしたいのであれば、それは個人の自由です。
ただ行き過ぎた整形手術は、私には『人体改造』のように見えてなりません。もちろん整形手術自体が人体改造なのですが、人体改造はより自らの肉体を大きく変身させる意味合いがあるように私は感じます。
特に分厚い唇や大きな胸の必要性が私には分からない。
誰がその美しさの基準を作ったんだ?
もちろん「そうなりたいからそうしてるんだ」というのであれば結構ですが、でもその「そうなりたい」という思いや考えはどこから出てきたんだろう?どこで植え付けられたんだろう?と考えざるを得ません。
ただ「男性が大きな胸が好きだから」という理由であるのなら、そういう考えをすり込ませている男性の性嗜好世論が悪いと思います。
コンプレックスでどうしようもない場合、整形手術によって人は新しい自分を手に入れ幸せを感じることが出来るでしょう。でも、行き過ぎた整形手術は何だか自分への『破壊行為』のように思えてならない。
いつの日か、Star Delguidiceさんの整形手術衝動が収まり、自分そのものを愛せる日が来ることを願っています。