ワラウクルミ

なぜ人は引きこもりになる?自立を助けるレンタルお姉さんの有用性

なぜ人は引きこもりになる?自立を助けるレンタルお姉さんの有用性

日本の将来の深刻な問題の一つとなっているのは、若者たちの『引きこもり』だろう。

自分や社会、他者に対して怒りや不満などの複雑な感情や考えを持ち、家の中へ閉じこもってしまう人々のことだ。

そんな彼らを自立へと導くサポートをする『レンタルお姉さん』というものが密かに注目を集めており、実際に成果を上げている。

今回は、BBCの取材動画と共に『引きこもり』について書いていく。

推定100万人にも昇る『引きこもり』たち

photo by BBC News

日本のホームレス人口は約1万人以下と言われており、世界的に見てもホームレスの数は非常に少ない。

私はアメリカに住んでいるのだが、さほど大きくない街にもかかわらずホームレスたちをよく見かける。彼らは、段ボールの切れ端にマジックで各々が必要としているものを書き、それを胸の前に持ち上げて歩道に立ちつくして、その時をただただじっと待っている。

毎回それを見るたびに、なんとも言えない気持ちになる。

話が逸れたが、そんな日本のホームレスの数に対して、『引きこもり』人口は推定100万人とも言われている。・・・・・・とんでもない数だ。

そして、その多くが18〜35歳で、しかもそのほとんどが男性だという。なぜ男性ばかりが引きこもりになってしまうのだろう。

もちろんそこには様々な要因があると思う。

例えば、父親からの男らしくなれなどのプレッシャーが強すぎたとか、友人関係で男らしくないなどと言われたり、仕事場ではうるさく言ってくる上司にとてつもないストレスを感じたなど、その例は上げれば切りが無いだろう。

男性の肩に密かにのしかかる『男らしさ』

photo by BBC News

「なぜ男性ばかりに引きこもりの傾向があるのか?」という一番の理由は、やはり

 

『男らしさを求められる』

 

ところにあるのではないかと思う。身体的や精神的な強さ。学歴。職歴。仕事の有能さ。経済力。すべてがこの『男らしさ』に繋がっていくと思う。

そこから来るプレッシャーは、ひっそりとしているようで実は男性たちの肩にずっしりと重くのしかかっている。それが男性たちがひきこもりになりがちな一つの大きな要因だと私は思う。

加えて現代社会には、自宅にいながら他者とコミュニケーションすることができ、なおかつ情報を集めることが出来る文明の利器がある。

 

スマホやPCなどだ。

 

これらがあるだけで、私たちは数多くのことが出来てしまう。チャットや、ウェブサーフィン、ゲームなど外へ出なくてもすべてが家の中で出来るようになってしまったのだ。

これらも引きこもり人口を増やす要因となったことは言うまでもないだろう。

『レンタルお姉さん』のBBC動画

と、そろそろ本題に入らなくてはf^_^;)すいません。

そんな彼らをサポートする活動をしているのが『レンタルお姉さん』を行っている認定NPO法人ニュースタート事務局だ。

まずはBBCの動画をご覧頂こう。↓

おそらく、引きこもりとなった男性たちの多くは、同じ男性に何かをされたり、関係を持つのに困難を感じることが多いだろう。

そうではなく、異性である女性とコミュニケーションを取ることでより心を開きやすい状況が生まれるのかもしれない。

では、実の母親も女性だからいいのか?というと、おそらくほとんどの引きこもり男性が拒否反応を起こすだろう。親はあまりにも自分に近すぎ、自分のことを知りすぎているがゆえ、引きこもりからはもっとも拒絶される対象となってしまうからだ。

引きこもりとなってしまった人々には、もちろんある程度落ち着かせる時間は必要だ。でも、いつまでたっても変わらない場合は、こういったサービスを利用してでも家の外へ出す必要があると私は思う。

しかし、無理矢理に行動を起こしてしまうと、事件に発展してしまいかねない。

ニュースで引きこもりだった男性が両親を殺害したという事件や、逆にいつまでも変わろうとしない息子を父親が殺害した事件などをみなさんも見たことがあるだろう。

そうならないためにも、やはり慎重さは必要だ。

今回紹介したニュースタート事務局以外にも、引きこもりのためのリハビリ施設や寮を運営しているところはたくさんあるので、引きこもりの子を持つ親御さんたちにはぜひそういうところを利用して、しっかり相談して欲しい。

弱さと焚火の必要性について

最後に、引きこもりとなってしまった人たちに改めて言いたい。

 

「人間は弱い。でも、それは普通のことだ。そして、それは私たちにとってとても重要なこと。弱さが私たちを作っていると言っても過言ではない。弱さは恥ずかしいことではない。弱さこそが私たちの根幹なのだ。

だから、別に隠すことはない。そのままの自分をさらけ出せばいい。でも、誰かに危害を加えてはいけない。暴力から生まれるものは何もないのだから。

人間はいつかは死ぬ。でも今じゃ無い。

外は身も凍えるほど寒いが、中にはあなたを温めてくれる焚火のような存在の人がきっとどこかにいるはず。少なくともそれは探す価値があるものだ。」

 

ちなみにニュースタート事務局には、『レンタルお兄さん』や動画でも出てきた寮での共同生活もあるようなので、詳しいことを知りたい方は下のリンクからチェックしてみて欲しい。↓

More info : 認定NPO法人ニュースタート事務局

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