ブレーキのないスケートボードで坂道を走ったりすればどうなるか、賢い皆さんならすぐに分かるでしょう。
しかし、ある男性は両手にブレーキパッドをつけて長い下り坂をスケボーで走り、最高時速110kmというとんでもないスピードで駆け抜け、それを映像に収めている!
今回はその映像の紹介に加えて、オリンピック競技種目となったスケートボードについて話していきます(´д`)
オリンピック競技のスケートボードとは?
あなたはスケートボードをやったことがありますか?
私自身、友達が乗っていたボードに乗っかってみたことはありますが、そのときはボードに乗っておくだけでも大変でした(-_-;)w
そんなスケートボードも2020年の東京オリンピックでは正式競技種目となっており、『ストリート』と『パーク』の2種目が行われる予定のよう。
『ストリート』は、街中にあるような階段や手すり、ベンチ、縁石、壁、坂道などを模した直線的なセクション(構造物)を配したコースで行われます。
選手は1人ずつパフォーマンスを行い、セクションを使いながらさまざまな技(トリック)を繰り出します。その技の難易度や高さやスピード、完成度、オリジナリティ、そして全体の流れを見て審査員が総合的に判断し、採点します。
こちらは、2019年上海で行われたX Games・ストリート種目の動画です◎↓
『パーク』は、複雑な形をした窪地状のコースで行われるパーク競技。ストリートでもそうですが、コースは大会ごとに異なり、決まったコースというものはないようです。
採点方法はストリートと同じです。
下の2018年のアメリカ・ミネアポリスで行われたX Games・パーク種目では、中央にジャンプ台や手すり、周囲には平均台などがあり、この大会で金メダルを取ったAlex Sorgente選手が華麗な技を披露しています!↓
時速110kmで坂道をスケボーで駆け抜ける
オリンピック競技としてのスケートボードを見れば分かることですが、スケボーは基本、「自分でスピードを作りながらエア・トリックをする」もの。
決して長い坂道を下るようなものではないのです!
そんなスケボーの禁断の遊び方をやってしまったのが、ジョッシュ・ニューマンさん(Josh Neuman)だ!
ジョッシュさんは、ヘルメットと両手袋に取り付けたブレーキパッドという装備だけでスケートボードに飛び乗り、スウェーデンのとてつもなく長い下り坂を駆け抜けます!
あえてスピードを出すために、体を小さくまとめ、体勢を低くして出来るだけ空気抵抗を受けないようにするジョッシュさん。
その結果、最高時速がなんと70mph(約時速110km)までに!!!
ヘルメットをしているとはいえ、転がり落ちたら命を落とす危険性は十分にあります(-_-;)
そんなことはお構いなしに、カーブでは、スノーボードのようにボードを横へスライドさせたり、手のブレーキパッドを使って起用にスピードを落としていきます。
こちらがその動画。手汗に注意です(笑)↓
他にも、『嵐と競争』というものもなかなかの視聴回数をたたき出していました!
コメント欄にもありましたが、何よりこの
カメラマンがすごい!(笑)
どんなにスピードが出ていようとも、急なカーブだろうともカメラがほとんどブレない!どれほどの手ぶれ補正機能がついたカメラでも、ここまでうまくは撮れないでしょう(゚o゚;
そしてもちろんこのジョッシュさんでも、撮影中に何度もボードから転げ落ちています(=_=)彼ほどのレベルになれば、転び方を心得ているので大けがには繋がっていないみたいですが、それでも危険であることには変わりないですねぇ。
こちらがその失敗映像。↓
とにかく世の中にはほんと、いろんなおったまげな人たちがいますよね〜。
一応言っておきますが、みなさんはくれぐれもYouTubeのためにこのような危険なスケートボードの乗り方はしないでね!・・・・・・まぁ、やろうと思った人はいないとは思いますが(笑)