ワラウクルミ

スタバ客席で友人を待っていた2人の黒人男性が逮捕。差別なのか?

starbucks

アメリカのスターバックスで、2人の黒人男性が、店内で友人を待っているだけで警察に逮捕されてしまう事件が発生。その一部始終を撮った動画がTwitterで話題になり、スターバックスのCEOが謝罪するまでに発展してしまいました。

今回は、この事件の経緯について。

気がついたら警察官が押しかけていた

2018年4月12日、午後4時半頃、ニューヨークにほど近いペンシルベニア州フィラデルフィアのスターバックスで、黒人男性2人が「トイレを使わせて欲しい」と店員に頼みました。

しかし、店員は

「あなたたちはここでコーヒーを注文していませんよね?トイレはこのお店でお金を払った人用のものなので、あなたたちに使わせることは出来ません。もし、ここでコーヒーを注文する気がないのなら店から出て行ってくれませんか?」

と2人の男に店から出て行くように言ったのですが、2人の男は店から出ずに、店内で友達を待ち続けます。店員も2人の男性も特に声を荒げることはありませんでした。

この間、どれほどの時間があったのかは分かりませんが、店を出て行かない2人にしびれを切らした店員は、警察へ通報。すぐに警察官2人がやってきて、黒人男性2人と話し始めます。しかし、2人の男性は「友達を待っているだけだから」と店から出ませんでした。

さらに応援の警察官もやってきて店内はちょっとした騒ぎになります。

その一部始終を作家であるメリッサ・デピーノさんが撮影しTwitterにアップしたところ、それが話題になったのです。


「警官が呼ばれたのは、この男性たちがまだ注文をしていなかったから。でも、2人は友達が来るのを待っていただけで、実際、その友達は、彼らが手錠をかけられ、連れ去られそうになったときにやってきた。そこにいた白人はみんな不思議がっていた。私たちが同じ事をしても、こんなことは絶対に起きないから」

この後、会う約束をしていた彼らの友人のアンドリュー・ヤッフェさんが店にやってきて、警察に「何故彼らは追い出されなきゃいけないんですか?静かにしているだけなのに」と抗議します。

しかし、警察官はどうしても動こうとしない男性2人を『不法侵入』の罪で手錠をかけ、逮捕してしまいます。

他の客からも店員や警察官たちに対して「なぜ彼らは逮捕されなきゃいけないの?」と尋ね、ビデオに映っているヤッフェさんは「こんなの馬鹿げている。(逮捕は)差別だ!」と抗議し続けました。

しかし、彼らはそのまま連れて行かれてしまいます。彼らがどのような手続きを行ったのかは不明ですが、その後は無事、解放されたようです。

SNS上でこのビデオが拡散され、批判が集まる中、スターバックスのCEOであるケビン・ジョンソン氏がTwitterや自社ウェブサイトで謝罪文を投稿しています。

「私たちは私たちのお客様であった2人の男性が逮捕されたことに落胆し、謝罪します。私たちは、このことを真剣に捉えており、店舗でこうした事態が発生したときに、どう行動すべきかという問題については、もっとしっかりと取り組みます。店のポリシーを見直すとともに、地域や警察と連携し、このような事が二度と起きないように取り組みます」

加えて、ジョンソン氏はフィラデルフィアの代表者や警察と面会し 「できることなら逮捕されたお二人共にお会いして謝罪したい」とコメントを残しています。

警察を呼ぶのをもう少し待つべきだった

店舗マネージャーは、2人が逮捕されるとまでは考えていなかったそうです。しかし、警察を呼んだ時点で、警察は与えられた任務を遂行しようと躍起になるのは必然のこと。

もし、この男性たちがお店で暴れるなどの迷惑行為をしたのであれば、もちろん警察を呼ぶ必要はあったかもしれませんが、彼らは静かに座っていただけなのです。店舗マネージャーは、もう少し警察を呼ぶのを我慢するべきだったと私は思います。

黒人男性2人は、最初から最後まで声を荒げることなく静かに話をし、手錠をかけられても黙ってそのまま受け入れたようです。もし、ここで腹を立てて警官を押し倒したりしてしまったら……そうなっても、おかしくない状況でした。

店舗側としても店の利用者でない人にトイレを利用させるのは出来るだけ控えたい、という考え方もよく分かります。単純に利用する人が多ければ多いほど、トイレ掃除をしなければいけない回数が増えますからf^_^;)

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アメリカのトイレ事情

bathroom

 

ちなみに、アメリカでは公共トイレを探すのが難しく、スターバックスなどのお店では、よくトイレのドアに暗証番号が設置されていて、店員に番号を聞かないと入れないようになっていることがよくあります。

ガソリンスタンドのトイレでさえも、スタンド内のコンビニの店員からトイレの鍵をもらわないといけない場合があります。鍵がかかっているからといって、いつまでもトイレの前で待たないで下さいね(笑)店員さんに聞きましょう。

それにしても、なぜ黒人男性2人はスターバックス内で友達を待っていたのでしょうか?友達が来てからコーヒーを注文するつもりだったのか?それだったら、店員とそういうことで話をつければトイレにも行くことができたはず。友達を待つだけだったら、別に外で待つことも出来たはずです。謎は謎を呼びますね〜。

肌の色での話題は避けるべき

Twitter上でこの動画が『差別なんじゃないの?』と話題になっているようですが、この動画だけでスターバックスや警察官を批判するのは難しいですね。もちろん、肌の色での差別は断固として反対です!

最後に肌の色についてですが、ご存じのようにアメリカは多種多様の人種が住む国です。ここでみなさんに注意です。

アメリカで肌の色を話題にするのはできるだけ避けましょう!

colorful man

 

もちろん、あなたの肌の色が好きだ、などのポジティブな内容なら構いませんが、人物を指すときに白人を『white』、黒人を『black』、アジア人や南米系の人を『yellow』というのはそれぞれ差別用語になるので注意が必要です。

じゃあ、なんて呼べばいいの?

英語での答えは、白人を『Caucasian(カケージョン)』、黒人を『African 〜(African Americanなど)』、アジア人は『Asian』、南米系の人は『Hispanic』などなど、人種で呼ぶのが礼儀のようです。

多くの人は理解しているとは思いますが、日本語の『白人』や『黒人』という呼び方も、本人を前にして使用するのは注意が必要です。もし、相手が日本語を理解できる人だったら、トラブルの原因になりかねません。

加えて、『外国人』という言葉にも注意が必要だ、という意見もありますが、こちらは賛否両論ですね。正直、『外国人』に代わる言葉がないのが現状です。異国人?それも大して差はありませんね。

ちなみに私のアメリカ人妻は、日本に住んでいる間に、『外国人』や、見た目があまりアメリカ人っぽくないことから『ハーフ』とよく言われていたようですが、本人は毎回嫌な思いをしていたようです。

妻がなぜ『外国人』と呼ばれるのが嫌かを一緒に考えてみたのですが、おそらく、アメリカにはそもそも見た目の違いで他人を「彼女は外国人だ!(She is a foreigner!)」なんてことを言う人は、ほとんどいないからです。なぜなら、そんなことを言っていたらネイティブ・アメリカンの人以外がみんな、『外国人』になってしまうからです。多種多様の人種が住むアメリカでは、『外国人』という概念そのものがないと言えます。これが、妻が『外国人』という言葉を嫌がる理由だろうと思います。もちろん『ガイジン』はもっと悪いですねf^_^;)

『ハーフ』については、自分が半分の人間だと受け取ってしまうそうで、おそらく日本に住む移民たちの多くが、この呼び方に敏感になっている可能性があるので、これも本人を前にして使うのは避けましょう!

とにかく、出来るだけ肌や見た目の話題を避けるのが無難ですね。

 

後日のスターバックスの対応に関する記事はこちら↓

starbucks demo
先週12日、スターバックス店内で友人を待っていた2人の男性が逮捕されてしまったことを受けて、スターバックスは来月5月に全米8000店舗以上の直営...

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