ワラウクルミ

オランダ人水泳選手が163kmを55時間かけて泳ぎ、寄付金4億円を集めた!?

オランダ人水泳選手が163kmを55時間かけて泳ぎ、寄付金4億円を集めた

私たちは、疲れたり、もう無理だと諦めることで『限界』を自分で決めてしまいがちです。もちろんそうすることで、危険を回避し、より安全な道を進むことが出来るでしょう。

しかし、あなたの決めたその『限界地点』は、少し早すぎだったかもしれない。それを自らの身をていして証明してくれたある水泳選手がいます。

彼は、両手足がふやけて危険な状態になりながらも、163kmもの距離を55時間かけて泳ぎ、4億円以上もの寄付金を集めたのです!

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19歳にして白血病を発症

photo by MvdWFoundation

1981年3月31日、オランダ・アルクマール出身のマーテン・ファン・デル・ワイデンさん(Maarten van der Weijden)は、若い頃から素晴らしい泳ぎ手であり、水泳選手としての明るい将来を約束されていました。

しかし、彼のキャリアは、始まる前にとてもつもなく大きな試練を与えられてしまいます。

photo by like2swimrotterdam.nl

それは、マーティンさんがまだ19歳の頃。成人にもなっていない彼は、医者から血液のガン『白血病』と診断されてしまったのです。

「若者が白血病を生き延びる可能性は非常に低い」

これがその医師がマーテンさんに下した診断でした。

ごく一般的な人間であれば、ここで水泳選手としての未来の自分、そして、自分自身の人生さえも諦めてしまうと思います。

「これが私の限界だ」と・・・・・・。

ガンに打ち勝ちオリンピックで金メダル!

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しかし、マーテンさんはそこで限界地点を決めませんでした。

「自分はまだやれるんだ!」

そして、マーテンさんは、なんとガンに打ち勝ち、診断からわずか2年で水泳選手としてまた復帰したのです!こうして彼は、医師の診断が間違っていることを証明しました。

それから6年後の2008年の北京オリンピック。27歳だったマーテンさんは、名だたる他国のエリート選手を打ち破り、見事、金メダリストとなったのです!

photo by wikipedia

リス氏

リス氏
この時点で彼は超人だな!
ワラウクルミ

ワラウクルミ
確かにね!でも、彼の挑戦はここで終わったわけじゃないよ!

ガン研究のために200km水泳を挑戦

photo by beter.nu

難病に打ち勝ち、金メダルを勝ち取ったマーテンさんは、まだ『限界地点』を追い求め続けていました。

そして2018年8月。彼は『ガン研究のための寄付金』を募るために、オランダのエルフステイデントッフト(Elfstedentocht)の200kmの距離を泳ぐ挑戦をすることを決めたのです。

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200kmを泳ぎきる予定は、短い休息を含めて3日かかる予定でした。そのためにしっかりトレーニングを積み重ね、体の方の準備は万端。

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泳ぐ格好も、体温低下や、体が水に汚染されるのを防ぐために全身スーツと手袋をして挑みました。

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しかし、これだけマーテンさんが準備したにも関わらず、彼の皮膚は水にさらされ続けたことでふやけすぎて、死んだ皮膚のようになってしまいます。

photo by hartvannederland.nl

photo by Evelien de Bruijn

このまま続けると命の危険があるとして、マーテンさんはやむなく途中で断念することになりました。

photo by hartvannederland.nl

photo by hartvannederland.nl

4億5,000万円もの寄付金を集めた!

しかし、泳ぎを止めた時点ですでに彼は、55時間かけて163kmの距離を泳ぐことができていたのです!

リス氏

リス氏
ここまでくると根性とかっていうレベルじゃないよな。ある種の信念や使命感が彼を突き動かしたのかもしれんな。
ワラウクルミ

ワラウクルミ
とてもじゃないけど、ただ単に『有名になりたい』と言うような理由では達成できなかった偉業だよ!

photo by dailynews.openwaterswimming.com

今回マーテンさんは、200kmの目標に達することができなかったにもかかわらず、寄付金キャンペーンの方は大成功!

なんと彼は、今回の泳ぎで350万ユーロ(約4億5,000万円)もの寄付金を集めることに成功したのです!

リス氏

リス氏
ここまで来ると、もはや伝説級だな。

幸い、ふやけてしまった両手足はかなり元通りになったようですね。

『限界地点』というものは、誰かが決めているのではなく『自分が決めている』ということを改めて考えさせられました。

もちろん誰にでも限界はありますが、日頃から自分が見ている場所の『もう少し先』を見てみてもいいのかもしれませんね。

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