新型コロナウイルスの影響でマスク不足が続いているが、そんな中、広島県にある老舗パンツメーカー・TAKUMIBAが『洗える超伸縮フィットマスク』を生産しているというのだ!
パンツにも使う特殊な伸縮素材を使って作るマスクは、フィット感抜群で、しかも洗って繰り返し使えるという。
そんなTAKUMIBAさんのマスクを今回は御紹介しよう!
このマスク不足が叫ばれている中で、果たして救世主となるか?
老舗パンツメーカーがなぜマスクを作ることに?
photo by TAKUMIBA note
伝統的な繊維の街、広島県福山市にあるプルオンパンツ専業の一貫工房『TAKUMIBA』。
TAKUMIBAさんでは、デザイナーなどの”企画チーム”から、裁断~縫製~仕上げまで行う”工房チーム”、そして出荷担当の”出荷チーム”まで一つのパンツを一からすべて作り上げている。
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そんな老舗日本製パンツメーカーが、どうしてマスクを作るようになったのだろうか?
そのきっかけとなったのは、もちろん新型コロナウイルスだ。
TAKUMIBAさんの社内には、子供を持つ母親も多く働いており、彼女たちは深刻なマスク不足で大切な子供たちにさえマスクが十分にないこの状況に不安を抱えていてたという。
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そんな時、一人の従業員が述べた言葉。
「じゃあうちでマスク、作りましょうよ!」
マスクを作るための設備は十分備わっていたTAKUMIBAさんだが、この時期はちょうど本業であるパンツの繁忙期。
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それでも、マスク不足で不安を抱えている多くの人々のためにと、全員が一丸となって一からマスク製作に挑んだ。
普段から一貫工房としてデザインから製作、出荷まですべてを自社でやっているので、サンプルなどを何度か製作・試着したのち、予想よりも早く商品として出荷可能なマスクが出来上がったという。
TAKUMIBAの洗える超伸縮フィットマスクとは?
それが、この『洗える超伸縮フィットマスク』だ!
photo by TAKUMIBA note
何より特筆すべきなのは、名前にもなっている通りの伸縮性。
肌に密着するギャザーのないプルオンパンツを製作しているTAKUMIBAさん。その新作マスクにもパンツと同じ素材の『トリコット』を使用。
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超伸縮素材なので、どんな顔の大きさの人でも小鼻の脇や頬の横に隙間ができずピタッとフィットする。
しかも眼鏡も曇りにくく、耳にかける部分もゴム製ではないので、耳が痛くなることもない!
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しかも、トリコットは肌触りも非常に滑らかで、フワフワ、サラサラっ!
photo by TAKUMIBA note
加えて、生地縫製品なので洗ってくり返し使え、不織布と違うので毛羽立つこともない
photo by TAKUMIBA note
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今のところサイズはフリーサイズのみで、子供用は検討中とのこと。
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生地組成は、ポリエステルとポリウレタン。お値段は二枚組で1,000円。
緊急の用意で納期を優先したため、パッケージは今のところ簡易的な包装となっている。もちろん丁寧な検品の上、梱包しているとのこと。
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詳細が気になった方は、TAKUMIBAさんのnote、そして、さっそく注文したくなった方はTAKUMIBAさんのウェブサイトを訪れてくれぃ∠( ̄◇ ̄)↓
TAKUMIBA note / TAKUMIBA website
どうやら販売開始早々、品切れが続いており、3月16日に再販を開始したものの即日完売。4月末分まで完売となってしまっているようだ。
最新情報は、TAKUMIBAさんのTwitterで確認してみてほしい◎↓
More info | 画像提供 : TAKUMIBA Twitter