とある美大生が卒業制作で創り上げた作品が話題となっている。彼女が作ったのは、なんと
輪ゴムで編まれた服!!!
輪ゴム製のワンピースやジャケットなどは、すべて輪ゴムを手作業で編み込んでいるのだ!製作には約一年間を費やした。
そんな独創的な作品に称賛の声が集まっているぞ(*´艸`)
輪ゴムだけで編まれた服を製作した美大生
そんな輪ゴム製の衣服を制作したのは、多摩美術大学・総合デザイン学科の坂本理恵さん。
「機能性や希少性に物の価値観を重視している現代に、誰にも気づかない性質を模索し、アートとして展開したい」
と言う思いから、人々にあまり大事に扱われていない輪ゴムを作品に起用することにしたという。
photo by 坂本エンターテイメント
輪ゴム製のワンピース・ドレスやジャケット、ブーツなどを制作するのに使用した輪ゴムは、合計で何と19㎏!!!
段ボール一箱分の輪ゴムは、すべてメーカーが無料で提供してくれたのだそう(´д`)
坂本さんは、伸縮性のある輪ゴムを使い、編み物をするのと同じ方法で編み込んでいった。
当然のことながら、その作業は過酷を極め、彼女はおよそ一年をかけてドレスとジャケットを編み上げたようだ。
下の写真のように、輪ゴムが強力すぎて編み針が折れちゃったことも(-_-;)
photo by 坂本エンターテイメント
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服の細部に輪ゴムの味を出すこだわりが光る
photo by 坂本エンターテイメント
ドレスのデザインもかなり秀逸で、首元や肩の縁どりには輪ゴムそのままの形を採用するなど相当考え込まれている。
photo by 坂本エンターテイメント
アイライナーにも輪ゴムをはっつけるという隠れた演出もにくい!
photo by 坂本エンターテイメント
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坂本さんのこの輪ゴムドレスのツイートには、9万近くのいいねがされており、「輪ゴムを編むという発想が素晴らしい」「魂を感じた」「サイズフリーにもほどがある」「え・・・・・・かっこいい」などのコメントが殺到!
photo by 坂本エンターテイメント
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1月26日までに多摩美術大学の上野毛キャンパスで開催されていた卒業制作展には多くの人が来場したようだ◎
photo by 坂本エンターテイメント
どうやら輪ゴム製衣服の臭いが気になった人が多かったようで、坂本さんが彼らに服の臭いを聞いてみると、「意外と臭くなかった」と答えたのだそう◎
実は、輪ゴムの服、跳ねたらビヨンビヨンなります。 pic.twitter.com/RmKxccUesF
— 坂本エンターテイメント (@sakamoto_entame) January 30, 2020
輪ゴムドレスを試着したモエミさん(22)によると、
「着心地はひんやりしていて、他では感じたことのないような艶感とモッチリ感だった」
とANNの取材で答えていた。
こんな素晴らしい独創性を持った坂本理恵さん◎
いつかきっと、もっと素晴らしい作品をこの世に送り出してくれることだろう(*´艸`)