テキサスのある家族の赤ちゃんは、生まれつき耳が聞こえませんでした。
心配した家族は、赤ちゃんに人工内耳のインプラント手術を受けさせ、遂にそのスイッチを入れる日がやってきます。
そして、人生で初めて音を耳にした赤ちゃんの喜ぶ姿を見たお母さんは、思わず号泣。見ているこっちも泣けてくる話です(ToT)
人生で初めて音を聴いた子供の反応に感動!
photo by FOX 4 News – Dallas-Fort Worth
アメリカ・テキサス州アマリロに住む妻のアンナ・エスラーさん(Anna Esler)と夫のウィルさん(Will)には、1歳になる娘アイラちゃん(Ayla)がいます。
しかし、彼女は、生まれてからまもない頃に『深刻な難聴を患っている』と診断されてしまったのです。
photo by FOX 4 News – Dallas-Fort Worth
アンナさんとウィルさんは、このままアイラちゃんが耳が聞こえないまま人と話ができず、将来不自由な思いをするのではと、とても心配しました。
そこで2人は、自宅から5時間以上離れた同じテキサス州にある『クック・チルドレンズ・メディカルセンター(Cook Children’s Medical Center)』まで通いました。
photo by FOX 4 News – Dallas-Fort Worth
そして今年の5月下旬、4時間のインプラント手術の末、アイラちゃんの耳には人工内耳が埋め込まれたのです!
それから約1ヶ月後の6月19日。遂にその人工内耳のスイッチを入れるときが来たのです!その様子を同病院がInstagramに公開しているので、こちらをご覧下さい!↓
あっ、ハンカチがいるかも(T_T)
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難聴の子供には若いうちに人工内耳を入れるべき
アイラちゃんは、初めて『音』というものをしっかり聞き取ることができ、嬉しそうにアンナさんの膝の上で体を動かしていました。
そして、アンナさんは、そんな嬉しそうなアイラちゃんを見て、これまでの心労がどっと溢れ出てきたのでしょう。嬉しさで思わず涙がこみ上げてきてしまいます(T_T)
そんなアンナさんの姿に、こちらももらい泣きしてしまいそうですよ(ToT)(ToT)
photo by cookchildrens
アンナさんは、FOXニュースの取材にこう答えています。
「人生で初めて音をちゃんと聴くことができ、アイラは嬉しさのあまり私の膝の上で踊りました。それを見たとき、私たち家族が長いあいだ待ち続けていたことがやっと訪れたことを実感して、涙を抑えることが出来ませんでした」
手術に当たったリサ・クリステンセン聴覚医師(Lisa Christensen)は、発話の発達や言語学習の遅れを避けるために、人工内耳手術をできるだけ若い年齢で受けるように促しているそうです。
photo by cookchildrens
クリステンセン医師は、
「6歳頃までに手術を受けることができれば、子供たちは発話障害や言語学習の遅れをとることなく成長することができ、他の普通の子供たちと同じように競い合うことが出来ます」
とABCニュースに語っています。
しかし、このような人工内耳インプラント手術を受けるすべての子供たちは、術後も特別な“聴覚的言語療法”という訓練を受け続けなければなりません。
アイラちゃんの試練の旅は、まだ始まったばかりですが旅のスタートラインに立てたことは間違いありません!
これからアイラちゃんには、色んな物を聴いて学んでいって欲しいな〜(*´艸`)
それにしても、アイラちゃんの行動を見て気づいたのですが、人間というのは、音を聞き取ろうとするとき、生まれながらに耳に手をかざすものなんですね!
新しい発見だっ!!