ライオンが「百獣の王」って言われていることくらいみんなも知っているだろう。
猛獣の中の猛獣。キングの名にふさわしい獅子・ライオンだが、そんなやつと抱き合えてしまうほど友達になった男がいるというのだ。
その男の名は「ケビン・リチャードソン」。この人、ただ者じゃない!!まさにムツゴロウさんの上位版だ(笑)
ライオンとマブダチなケビン・リチャードソン
photo by sapeople.com
1974年、南アフリカ・ヨハネスブルグ生まれの動物研究家・保護活動家「ケビン・リチャードソン(Kevin Richardson)」。
彼は、ヨハネスブルグ近郊に自身が運営する『ケビン・リチャードソン野生動物保護区(the Kevin Richardson Wildlife Sanctuary)』を所有、運営している。
そこでは、ライオンやサイ、ゾウ、バッファロー、インパラなど様々なアフリカの野生動物がケビンの管理の下、密猟者などの脅威から守られている。
そんなリチャードソン氏には通り名がある。それは、
「ライオンにささやく人(The Lion Whisperer)」
というものだ。そう・・・・・・彼はライオンにささやくことができるのだ!
photo by YouTube
ライオンの耳元に向かってささやくことができるということは、他のすべてを意味する。
ライオンとじゃれて遊んだり、抱きしめ合ったり、ライオンを撫でてやることだってできるのだ!しかも、ライオンだけではなく、ハイエナや、ジャガーなど野生動物たちとまるでマブダチ(←死語ではないよね?w)なのだ!!
そんなリチャードソン氏とライオンがじゃれ合う様子は下の動画で見ることが出来るぞ◎↓
野生のライオンは絶対に家猫ではない
加えてリチャードソン氏はYouTuberとしても活躍しており、登録者数140万人を越える『The Lion Whisperer』では週に1〜2個の動画を配信し続けており、どの動画もかなり視聴されている。
彼が管理する野性動物保護区では、一般人も訪問し動物たちを観察することができるようだが、2018年3月に訪れた22歳の女性が保護区内で雌のライオンに襲われて死亡してしまう事故が起きている。
リチャードソン氏のSNS投稿によると、雌のライオンはインパラを追いかけている途中で車から出た女性に襲いかかったという。女性には事前に注意事項を伝えていたが、事故は起こってしまった。
ソーシャルメディアには、リチャードソン氏の支持者らが犠牲者への弔意を示すとともに、この保護区による野生動物保全の取り組みを擁護する書き込みが相次いだ。
photo by ifototravel.com
どのような理由で女性がこの保護区を訪れたのかは定かではない。
一つ言えることは、リチャードソン氏のようにライオンとふれあえるのは非常に稀だということ。
日本の動物研究家としても有名なかの「ムツゴロウさん(畑 正憲)」でも、ライオンとふれあっている時に檻に指をかけていたところ、ライオンに中指を食いちぎられるという事故が起きたこともある。やはり、
野性のライオンは家猫ではない
ということをみなさんも肝に銘じておいて欲しい。