さて、今回の英語のお題は、「『You』=「あなた」だけではない!」ということについてだ!
「え?『You』は「あなた」って意味でしょ?」と思っている方。それは決して間違いではないのですが、その考えに捕らわれすぎてしまうと理解できない英文が出てきてしまいます。
今回は、”You”の他の英語の使い方について解説していきます!
『You=あなた』だけではない!
多くの方が、『You=あなた』というのを、英語を学び始めた一番最初の頃に教わったことと思います。しかし、それだけで英文を解釈しようとすると行き詰まってしまうことが出てきますよ(=_=)
例えば、アメリカ人留学生と一緒に友達の家に遊びに行ったときに、そのアメリカ人留学生が玄関先であなたにこんな質問をしてきました。↓
・Do you have to take your shoes off in here?
・・・・・・
英語学習初級者にとってこの英文は、「あなたはここで靴を脱がなくてはいけませんか?」と訳の分からない解釈をしてしまうことでしょうf^_^;)
もしくは、「あなたはここでは靴を脱がなきゃいけないよ。」と知ったかぶりで注意された様な印象を受けてしまうこともあるかもしれません。
「くそっ、そんなことは知ってるよ」と内心でこの留学生を「嫌な奴だな」と思い込んでしまい兼ねません(-_-;)
・・・・・・
しかし、ここでの”you”は「あなた」ではなく
「世間一般の人々」
という意味で用いられています。
要するにさっきの文章は、
「ここでは靴を脱いだ方がいいのかな?」
と聞いてきていたのです!
例文を使って『You=世間一般の人々』の用法を確認していきましょう◎
例文
・How do you turn on this PC? Do you push this button?
(このパソコン、どうやってつけるの?このボタンを押せばいいのかな?)
・You can get all kinds of information on the Internet.
(インターネットで色んな情報を手に入れられます。)
・You have to be polite to your boss.
((普通私たちは)上司に礼儀正しくしないといけないよね。)
・You have to wear your seatbelt in Japan.
(日本では、シートベルトを着用しなければいけません。)
・You have to respect one another.
((世間一般の常識として)他人に敬意を払わなくてはいけない。)
いかがでしたか?
“You”をすべてそのまま「あなた」と解釈してしまうと、上のような文章では混乱してしまいますが、“You”が「世間一般の人々」を指していると考えを変えることによって受け取るニュアンスがかなり変わってきます!
みなさんも『You=あなた』の罠にひっかからないようにね( ̄^ ̄)ゞ
それではまた!See you soon, guys;)